世界の窓

  
  報告    日韓青少年交流プログラムがおわりました。

 思えば、このプロジェクトがわがSIAの理事会で検討されたのが今年の8月下旬でした。韓国光明市からやってくる20名を超える高校生と引率者を相模原市に迎え、ホームステイ環境を整備し、青少年との交流活動を手配する・・・。これは大変な事業です。通常ならば1年間は準備期間が欲しいところです。しかし、しなやかでフットワークよい実践をしてきたわがSIAです。数年前光明市へSIAの仲間が研修旅行をした際は、大変お世話になっているし・・・それに未来を担う青少年の交流は実現したい・・・頑張ろうでは・・という心意気で、GOサインが出たのでした。それからが大変。担当チームは嵐のように準備に突入し、働きに働いて・・・そしてあっという間に駆け抜けて終了した今プロジェクトでした。

 大きな期待、様々な不安、たくさんの汗、・・・・そしていつものように終わってみれば、達成感と感動。これが交流実践!

 ホストファミリーの皆様、役所の皆様、会員の皆様はじめご協力頂いた多くの皆様に厚く感謝いたします。

 感謝をこめて、交流活動の一端を報告します。

<<追加報告・・・思い出ポロポロ・・・・>>

 プロジェクト終了から1月以上たちました。ここでホストファミリーの皆さんから、新たな感想が寄せられています。
素敵な体験と思い出を残してくれた若い外交官たちに愛情を込めて、そしてホストの皆さんに感謝をこめて・・・追加の感想です。

■■■■ 報告そのD  ■■■■

● 小春日和の外交官たち   by M.N

 光明市の金さんからホームスティの打診があった時、理事の方々の大半は、「実現は 難しいのでは?」と考えていたけれど、Nさんの 「やろうと思えば今からでも何とかホームスティ先は見つけられますよ。」、 Yさんの 「お金の事は、どうにかなるでしょう。」の言葉に背中をポーンと押され、受け入れが決定されたのでした。

 そして いよいよ あじさい会館のフロアーに、賑やかな子供たちの一行を迎え入れた時、私は、胸が熱くなる思いがしました。

 我が家に来たウンジンちゃんとイスルちゃんは、屈託のない好奇心旺盛な女子高校生たちで、歓迎会では、サムルノリでなく モダンダンスを披露してくれました。ダンスは趣味で習っているもので、今は勉強が忙しくて練習の時間が取れないそうです。

 小春日和に恵まれ、町田、横浜の散策にでかけました。中国語と英語が得意で、将来はマスコミの仕事がしたいと言うボーイッシュなウンジンちゃんは、電車のなかで見つけた制服姿のかわいい中学生の男の子がとても気に入った様子でした。FLOWER BOYのような男の子に心惹かれるそうです。軍隊で鍛えあげた屈強の男達が多数をしめる中では か弱い花のような男の子のほうが 希少価値がありステキに見えるのでしょうか?

  「オカアサンハ キモノヲ モッテイマスカ?」 のイスルちゃんの質問で二人に着物を着せてあげる事になりました。初めて着物を着たとは思えないほど ふたりとも とってもよく似合いました。二人の喜ぶ姿を見て疲れが吹っ飛びました。

  小春日和に来日した平成の外交官たちは それぞれ 沢山の収穫物を持って無事帰途に着いてくれた事と思います。わずか二日間のお付き合いでしたが私にとっても 稔り多い交流となりました。これからの二人の成長が楽しみです。末長いお付き合いになる事を願っています。


■■■■ 報告そのE ■■■■

 ヨン様の国の中学生  by M.M. 

Aさんから声を掛けられ、韓国・光明市からの中学生二人のホームステイを、11月26日・27日の二晩、引き受けた。彼ら30人ほどの一行は、ヨン様の来日と同じ、25日に日本にやって来た。

 26日の夕方、歓迎会の席で、まだ子供っぽさの残るユン・ナ・ユンとチェ・ナラという、二人の女子中学生と対面。「アンニョンハセヨ」の挨拶のあと、私は韓国語はダメ、あちらは日本語ができない、というわけで、英語でコミュニケーションするほかはない。”Do you have a bed?”と質問されたと思い、布団に寝たくないのかと思って話し始めると、怪訝な顔。しばらくやり取りの後、本当は”Do you have a pet?”と聞かれたのだと気が付き、”No.”と答えるとホッとした様子。コーディネーターの説明によると、韓国ではペットを飼っている人は少なく、特にネコは、縁起が悪いとされているのだそうだ。

 翌27日は、私が藤沢で1時間、英語教室の仕事があるので、電車に乗って一緒に連れていった。電車で色々な日本人を観察するのも楽しそうだった。小さな子を見るたびに「かわいい!」(韓国語で)と嬉しそうに反応していた。

 5・6年生の英語のクラスに参加してもらって、生徒たちの自己紹介を聞いたり、ユンナユンとチェナラに質問したり、英語のゲームをしたりした。彼女たちから、”My favorite food is Kimuchi.” “My favorite soccer player is An Jonfan.”など、お決まりの答えが返ってきた時は、私の生徒たちも嬉しそうだった。

 その後は、藤沢の町を歩き制服姿の高校生に写真を撮らせてもらったりした。100円ショップでたくさんのおみやげを買い、お昼をすませて、好天に誘われ江ノ島海岸に行った。富士山が墨絵のように空に浮かんでいた。でも彼女たちは富士山よりも、韓国のとは違うサラサラで濃いグレーの砂の方に興味を示し、持ち帰りたいと袋に入れた。  

 夜は、彼女たちの仲良しグループの男の子2人がホームステイしている、Tさん宅に招待されていた。4人は、実は昼間も一緒に行動したかったのだが、私の都合で別行動になってしまったので、せめて夜はと、Tさんのお取り計らいで一緒にチヂミパーティーをしようというのだ。

 夫の運転でTさん宅に着くと、フレンドシップでもお世話になっている、SIA会員のYさんが、お手伝いを兼ねて来ていらした。

 男の子たちが、午前中に町田の100円ショップで買ったというハート型のミニクッションを、女の子たちにプレゼントしている様子がほほえましい。日本の同世代の若者に比べて、韓国の若者の方が、感情や意見の表現がずっと率直だと感じた。この男の子たちは、前日、私に会う早々、「明日は彼女たちと一緒に遊びたいが、いいか?」と迫ってきたし、無理だと分かると、「では、今夜、Mさんの家に電話していいか」と聞き、それぞれの家に帰り着くと早速電話を掛けてきた。4人で仲良くしゃべったり笑ったり、台所で私たちのためにキムチチゲを作ってくれる様子は、さわやかで屈託がない。

 数年前まで中学校の校長先生だったというTさんも、この中学生たちのことをしきりに感心していた。「自分が伝えたいことがあるから、一生懸命、話そうとするのよね。だから、中学生でもこれだけ英語がしゃべれるのね」

 28日の朝は、もうお別れ。夜中遅くまでふたりでしゃべっていたようだけれど、家を出る前にシャワーを浴びてシャンプーもしなければと、声を掛けるとすぐに起きてきた。

 礼儀正しく好奇心旺盛な韓国女子中学生の滞在は、夫婦二人の静かな生活に、心地よい刺激と、韓国の若者を知るよい機会を与えてくれた。カムサハムニダ。


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 報告そのF ■■■■

 初冬のソナタ(ホームステイを引き受けて)  by K.K.

 冬ソナ大ファンの私は、前日から期待いっぱいで眠れず、当日は寝不足で疲れきっていた。それを予想していたのかどうかは定かではないが、私の若いヨン様達は朝鮮人参茶とコッチジャンを持って我が家にやってきた。まだあどけない顔をした2人、片言の英語と日本語で自己紹介。「ミンです」「ミーヤンサン」「こんにちは、ミンさん、ミーヤンサンさん」「NO、NO、ME ヤンさんね。」「え?」数分やりとりをしたところ、ヤンさんだと判明。お茶目な性格のヤンさんだった。ミンさんはテコンドーをしているというので、道着に着替えて、披露してもらった。鮮やかで力強い動きに魅了され、一瞬我を忘れた私。そして、ヤンさんは手品を。軽い手さばきで私たちを謎の世界に導いていく。そのまま、私は夢の世界へ行ってしまった。

 2日目は観光ということで、甥がお友達と一緒に民家村や皇居、原宿、渋谷に連れて行ってくれた。夕方には若い彼らも疲れて帰宅、原宿で購入したいっぱいのお土産と共に。夜はお好み焼きと広島焼きを倒れそうになるくらい食べていた。出されたものを全部食べなければマナー違反だと思ったらしく、最後にあまった1枚の大きな広島焼きを見て、心配そうに質問してきたヤンさん。「これは食べなければ駄目ですか?」大丈夫よ、残して大丈夫、と伝えると、本当にホッとした様子。

 あっという間に、出発の朝。日本の朝食プラス大量のキムチで元気を出して、荷造り。かなりの量のお土産をどうやって運ぼうか試行錯誤。お見送りの場所ではちょっと寂しそうな笑顔を残し、「是非、韓国に来てください!」と言って帰っていった。冬ソナのヨン様に比べるとちょっと若すぎたけれど、甘い気持ちでいっぱいになった3日間だった。今頃、二人はどうしてるかなぁ.....


■■■■ 報告そのG ■■■■

 一ヶ月早いクリスマスプレゼント   by U.K.

 我が家には、クリスマスの一ヶ月前に素敵なプレゼントが届きました。『アンニョンハセヨ〜』元気いっぱいの笑顔で韓国から来日した高校生。最初はちょっと照れたような様子の子供たち。日本語と英語がかなりできるので、受け入れ側としてはとても助かりました。

 それぞれのステイ先で、特技を披露してくれたり、韓国の家族や生活の話をしてくれたり、あっという間に時間は過ぎていきました。

 2日目の土曜日には、それぞれのグループで、買い物と観光へ。100円ショップや原宿などの日本でも若い子に人気の場所が気に入ったみたい。夜はホームステイ先で、日本食を。でも、大好きな故郷の味、キムチは欠かせない様子。韓国の人たちはこんなにキムチをいっぱい食べるのかと、驚きました。

 出発の日曜日、集合場所では2日前とは違った、とても打ち解けた雰囲気が漂っていました。この2日間で、留学生から家族の一員となった子供たち、さよならを言うのがとてもつらかったです。でも、二度と会えないわけではないので、少しの間のお別れです。アンニョンヒ ガセヨ!

 金曜夜から日曜朝までのとても短いステイでしたが、韓国の子供たちと交流することで、一歩韓国に近づいた気がします。カムサハムニダ!いつか遊びに行きたいです。

 みんなが素敵なクリスマス、年末年始を家族と過ごしていますように。



<写真の上でクリックすると拡大表示されます>


■■■■ 報告その@ ■■■■

 お台場温泉でのハプニングと出会い 

 26日、中高生26名、引率者を加えて33名の光明市からの一行は、成田からお台場温泉へ、そこで泊。

 27日早朝、プロジェクトの中心担当TさんとAさんは、訪問団を相模原市に無事お連れするという重責をになって、超早朝お台場へ直行。8時には約束のテレコムセンター駅(ゆりかもめ線)で待機。ところが待てどくらせど、20分たってもお見えにならない。30分たっても・・・。なにが起こったの・・?・・・!・・?

 韓国から到着したばかりの一行と担当者は、携帯電話連絡が不可。そこで大急ぎ韓国の光明市交流協会のMさんに電話。Mさんを介して、今回の訪日プログラムの主催者、光明市青少年の家に連絡。一行は確かにお台場温泉に来て、確かに駅で待っていると確認。でもなぜ姿が見えないの?40分経過。当日の計画にある相模原市役所表敬訪問、光明学園訪問交流はどうなるのか?もしかの場合は計画変更も必要かと相模原で待機中の理事長は胸の中で様々を逡巡。

 50分経過・・・

 さて、結論ですが、出会えました!なんと、韓国団は東京テレポート駅(りんかい線)で待っていました。そうこうして探している間、韓国団も日本語のできる少年たちを中心にSIAスタッフ探していたのです!

 すれ違いメロドラマ的結末にならず解決。2台のサロンバスに分乗して、一路日程の詰まった相模原市に向かって、定則超スピード(?)で走り出すことができました。ヒヤヒヤ・ほっ!!!

 交流活動のハラハラドキドキがつき物です。終わりよければ全てよし!


 ■■■■ 報告そのA ■■■■

 すばらしい光明学園高等学校との交流

 相模原市役所青少年課の表敬訪問や相模原市博物館の見学を終えて、いよいよ最初の交流場所、光明学園高等学校に到着。同年代の若者たちがどんな風にお互いを受け止めあうか楽しみでした。

 高校は定期試験中。静かな玄関で先生方に温かく迎えていただく。

 ご挨拶。記念品交換。和菓子・おいしい緑茶の日本文化で歓待をいただく。感謝。

 でも、韓国青少年たちは緑茶が苦手の様子。和菓子は美味しそうにたいらげていました。高校紹介のヴィデオで、体育祭の様子などみせていただいた後、放課後の体育館での交流会へ・・。

      記念品交換

 いよいよ光明市の青少年と光明学園高校生の両光明の交流。光明市側高校生26名、光明高校側はギャラリーを含めて多数参加。

 双方の主たる交流手段はパホーマンスというメッセージ。韓国側はテコンドの模範演技とブレイクダンス。韓国の伝統舞踊ではなく「ブレイクダンス」というのがいかにも現代ッコ達です!

 対する光明学園側が韓国からやってきた同世代を迎えるために計画したパホーマンスは、ブラバンの軽音楽演奏、新体操の演技、そして和太鼓。どれも全国でトップクラスの実力を誇る光明の高校生たちの実演でした。真心を込めて迎えているというさわやかな熱意が会場をつつみ、韓国の若者たちの心をゆさぶったようです。

 光明市の高校生代表が一生懸命日本語で挨拶を試みたのも、光明学園の代表生徒が挨拶や説明を韓国語でがんばったのも、気持ちよく感動的でした。

     新体操男子演技           和太鼓演技            ブレイクダンス

 終わりには日韓入り乱れて交流。次の日程となっている歓迎会に遅れるのではと心配するほど、時間を忘れてわきあいあい。

 同世代の出会いは言葉も国境も一瞬に超えたようです。最後に光明学園の生徒さんたちが自然発生的にさりげなく両手を挙げて腕のトンネルを作って光明の高校生を送ってくれました。自然で温かくスマートなパホーマンスでした。

 光明学園高等学校の皆様に感謝。

 韓国団は心をあったかーくして、SIA主催歓迎会の会場へと高校を後にしたのでした。


■■■■ 報告そのB ■■■■

 光明学園での交流の余韻をだいて、歓迎会会場へ到着した韓国団。歓迎会は、SIA会員にホストファミリーも加わって、参加者81名。

 挨拶、乾杯、そして歓談。日本語で、韓国語で、英語で、そしてボデイーラングエッジで・・・。とにかくにぎやかにご馳走をつまみながらの交流でした。

 胃袋を使うと、身体はもちろん心も一層温まります。

 光明市の高校生がここでもパホーマンスを披露。今回は手品も出て、アットホームな雰囲気が会場を包みます。そして終盤の極め付けは、ゲームでした。韓国語堪能な会員Tさんの指示で全員が動き、笑い、歓声をあげ、会場はさらにさらに心が一つに結ばれた感がありました。

    テコンド模範演技        ゲームで交流

 素敵な家庭での出会いを期待して歓迎会はお開き!


■■■■ 報告そのC ■■■■

 ホームステイ

 今回のホームステイは、2人一組(引率者のご家族は3名一緒でしたが・・)を基本として、ホストをお願いしました。高校生がやってくるのだから、高校生のいる家庭でというのが望ましいのですが、嵐のごとくやってきた忙しい交流プロジェクト。ゆっくりホストファミリーを探している時間がありませんでした。というわけで、SIAの理事や会員中心にホストファミリー探し。したがって、高校生はおろか、老人しかいない家庭もあります。かくいう我が家も実は・・・・。

 ま、なんとかなるでしょうと開き直って、我が家の客となるかわいい少年2人をピックアップ。ヨンサマカレンダーやユザチャ(柚子を甘露で漬け込んだもの。熱湯で割って飲む)等々を抱えてやってきた15歳と16歳。うれしいことに、彼らは英語を話しました。それも実に熱心にコミュニケーションしようと頑張ってくれるのです。

 例えば・・・

 わが愛車に乗り込んだ彼らは、まず家族の質問をします。これから誰が待っているのか、不安と期待があるのでしょう。ひょっとしたら、素敵な美少女が待っているかもしれないし、あるいは怖いおじさんが待っているのかもと・・・。

 そこでわたしは・・“我が子は東京に住んでいて、我が素敵な夫は、もういないの。それで私は一人でね。・・・さみしいわけ。”と答えます・・・。すると16歳が、すかさずこう言ったものです!

 “ I like your smile“ 

思わずほろりとさせるすきな対話能力! “I am sorry” ならだれでもいえるけれど・・・。素敵に刺激的でうれしい出会いでした。彼らはどこでこうした力を獲得しているのかしら?学校で?家庭で?社会で?

短いステイの間,2人への感想は、一昔前の日本のよい子がスマートな対話能力と情報活用の力を持って現れたという感じでした。

どうもこれは我が家の若者だけへの印象ではなかったようです。

Mさんからはこんな感想がよせられました。

「好奇心が強く、礼儀正しくてとってもよい子たちでした。

感性やメンタリテイが私たち日本人と似ているので、その点は余り気をつかわずにすんで、楽でした。一方で、率直でオープンなところは日本人より欧米人に近いと感じでした。韓国の若者たちの一端を知るよい機会となりました。」

ホストファミリー体験がはじめてというYさんからはこんな感想が・・

 「韓国通の方から、韓国の人はよそのうちの冷蔵庫や引き出しを開けるよ。気になるけれどそれは親しみの表れだから・・・と情報をいただいていました。「我が子と思えば大丈夫」と覚悟していたのですが、遠慮深くとってもきちんとした子たちでした。ちょっと疲れましたが、あっという間の3日間でした。お互いのメールと住所のあて先を交換したので、これからも楽しみです。」

短いステイの間、少ない語彙を駆使して、気持ちを伝えようとあきらめず語りかけ、「ワンカード」というトランプゲームを私に伝授して、私をギャンブラーに変身させた彼ら、私を説得して自分のガールフレンドのホストファミリーを我が家に招待して合同パーテイーを実現して青春を楽しんだ彼ら、(お陰で私は大人同士の交流というお土産をもらいました)、PCで韓国サイトにアクセスし、成田のヨンサマ熱烈歓迎の韓国版情報を伝えてくれた彼ら、100円ショップで熱心にお買い物をし、よく手伝いをし、私の車や日本の道路状況をほめることも忘れず(韓国は駐車スペースがなく大変とか)・・・・・そして私が箸をつけるまで食事しないような古風なマナーもみせてくれた彼らでした。そして又来ていいですかといいつつ成田へ向かうバスに乗り込んでいった我が家のかわいい客たちでした。

最終日の28日、最後の集合場所に集まったホストファミリーとゲストの皆さんの明るい顔が、どんな楽しいステイだっかを物語っていました。何時までもバスから手を振る彼ら!たのしい思い出を胸に無事に故国をと祈る私達でした。

さて、後で聞けば、出発前、彼らは日本に来るのがちょっと怖かったとか・・。それは見知らぬ国へ出かけるという一般論を超えて、重い日韓の歴史の上に立った彼らの思いだったのでしょう。

 26名の韓国の高校生が日本の高校で熱い交流を行い、家庭での温かい時間を過ごし、日本人を好きになって帰国していったという実践の確かさを胸に刻みたいと思います。

プロジェクトの中でお世話になりました多くの皆様に重ねて感謝・感謝・感謝です。

以上報告でした。



 相模原市国際交流協会(SIA)    Sagamihara International Association


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