○ SIA相模原市国際交流協会2011年度総会実施


2011年4月29日SIAは創立30周年を迎える記念すべき年度の総会を実施した。

「みんなでつないだ30年」
素朴でシンプルだが時間の重みを実感しながら次代につなげたいという願いをこめたキャッチコピー。そこには新たなSIAの歴史を築くことができるようにしたいものとの願いもある。









記念すべき年度は大震災と重なったが、総会後のトークと交流の会では震災支援活動も息長く続けようという思いを確認もした。

















          2010年度事業報告
主な事業
4月29日 定期総会   総会第2部 国際奨学金 春の贈呈式・交流会  
5月19日~7月7日 「よくわかる韓国語」講座 全8回 講師 ワンビジョンさん
6月19日 さつま芋苗植え交流会  
7月 3日 アジア学習会「上海万博を通して見た中国」講師 及川淳子さん 
8月 28日 ミニ交流会 (橋本方面)
9月29日  韓国料理講習会 
10月3日 サテライト交流会 
10月16日 芋掘り交流会 
10月24日 国際交流フェスティバル バザー参加
11月3日  国際奨学金 秋の贈呈式・交流会
11月15日 芋ほりミニ交流会  
11月22日 国際奨学金支援バザー実施(さがみはら国際交流フェスティバルに参加)
12月23日 ホームステイ説明会
12月30日~ 1月2日 職業能力開発総合大学校留学生ホームステイ 
1月30日 民際パーティー 多文化スピーチ「私が今伝えたいこと」
             パフォーマンス、交流会  
2月27日 職業大ホストファミリーの集い

主な活動内容
<支援活動>
○国際奨学金贈呈式  4月29日 11月3日
○教育支援 小学校(通訳、授業支援) 
○ネットオークション 随時
<広報活動>
○国際交流ニュース 年6回発行(266号~271号)編集会議 編集 発送作業
○ホームページ 『SIAへようこそ』更新(随時)  「SIA交流館」
○SIAネット  情報発信(随時)
<外部団体との連携>
・国際交流ラウンジ:運営委員会 総会 フェスティバル フェスティバル実行委員会 
登録団体懇談会
・職業能力開発総合大学校:入学式 卒業式 日本語講座開講式及び閉講式 
・相模原市国際化推進委員会:総会
・日本語ボランティア関係団体連絡会
・相模原南ロータリークラブ国際交流会

<運営>
定期総会   定例理事会(8月を除く毎月)    30周年企画推進委員
          2011年度事業計画
◇交流・学習活動
   ①民際パーティー(30周年記念)
   ②ホームステイ 
   ③韓国学習会  韓国料理講習会 
   ④アジア学習会 ベトナムツアー報告会 5月15日
   ⑤ヨーロッパ学習会
   ⑥会員ミニ交流会

◇支援活動
  ①国際奨学金 春の贈呈式     4月29日
            秋の贈呈式と交流会   11月3日
   ②国際奨学金支援バザー実施   10月23日
   ③教育支援活動 小・中学校支援・・・通訳支援、国際理解支援、日本語支援
   ④ネットオークション  

◇広報活動
   ①国際交流ニュース発行 6回  30周年特集号発行(4月29日第1号~)
   ②SIAホームページ編集更新  研修会 
   ③SIAネットによる情報発信  

◇運営
   ① 定期総会開催 4月29日  ② 理事会開催 (月1回 但し8月を除く)
   ※ 30周年事業の推進・企画

◇外部団体との連携
   国際交流ラウンジ:国際交流フェスティバル 10月23日
   相模原市国際化推進委員会:総会
   日本語ボランティア関係団体連絡会
    相模原南ロータリークラブ  

     ○国際奨学金贈呈式実施

総会終了後、国際奨学金の贈呈式を総会終了後実施した。贈呈者12名。
震災支援活動を考えるトークタイムでは留学生もそれぞれに震災への思いを語り、震災復興を願ったメッセージを発信してくれた。同時に、異国で予想を超える地震を体験し、家族を思い仲間を思い、自分の身の安全確保を図った若い皆さんの驚きと恐怖がよくわかった。それでも日本で学習を続けると言い切って勉学に励む若者達に大きな期待を抱くことが出来た贈呈式となった。心からエールを送りたい!
(理事長から奨学金が渡される)     

     ○ 震災支援を考えるトークタイム
         「特別企画震災支援活動を考える」

会員の木林さんから、活動支援してきたアジア学院(アジアからの学生が農業を学んでいる栃木県那須町の国際教育施設)の被災状況と支援によって活動が再開されたことが報告された。素早い支援の大事と、行き先の見える支援のメリットを痛感した。















被災地へコンテナハウスを運んだ会員の稲葉さん。
大きなコンテナハウスは半分に切断して大型トラックに積み込んで輸送し現地で接合された由。目を覆う惨状、瓦礫とドロに埋まる被災地で、稲葉コンテナハウは学校の職員室になり、避難所になり、仮設住宅になり!

SIAがサテライトとして、お借りしていたコンテナハウスも、今は被災地でお役に立っています!稲葉さんの活動とパワーに敬意を表し、そこから私たちも勇気をいただいた。それぞれに自分に出来ることは何かを深く考えた時間だった。
市の渉外課長さんからは市に置ける震災支援の展開、また相模原市も姉妹提携している岩手県大船渡市の支援に物資支援初め人的支援として行政スタッフの派遣をしている状況をお聞きできた。 国民として、一市民として、SIAの会員として出来ることを息長く続けようと心に誓った時間になった。みなさん支援活動は始まったばかりです!!
    

以上 文責高嶋
 
       SIA民際パーテイ2011

 実施 2011年1月30日(日)
■ 会場 相模原市大野北公民館

準備スタート    <写真クリックで拡大表示されます>  

準備の前に腹ごしらえ!

受付準備完了!
オープニング  

オープニングセレモニー

スピーチ・・・「今、私が伝えたいこと」
 

スピーカーの若者たち
 カナダのフランシス・トロングさん
多民族国家カナダライフを語る・・・飛び交う言語はフランス語、英語
そして移住した人々の母国語とのこと・・・カナダの多文化シャワーの中で育ち、
日本で今学習中のフランシスさん。 

 フィンランドのビレ・ビルックネンさん
フィンランドの豊かな季節行事や家族で楽しむクリスマスなどを語ってくれたビレさん。
フィンランド、遠い遠い百夜の国なんて思いながら聞くフィンランド語の
「こんにちは」は「?????」不思議な異国の音。ビレ君もう一回お願いとなります!

 中国の孫飛翔さん
4年間中国で日本語を学習。来日からまだ日が浅い孫さんの流暢で主張のある
スピーチには脱帽。日本と中国の風土の違いによる建築手法の違い・・・
今中国に林立する鉄筋コンクリートの住宅群が孫さんの原風景になっているのかしら。
交流タイムに、「大学院まで日本で学習して、日本で仕事をしたい」と
おっしゃる飛翔さんでした!

 韓国・金恩智さん
ガングロ化粧の日本の若者に、カルチャーショック!
そんな彼らがテスト勉強に集中する様にまたカルチャーショック!
ユーモアあふれる表現で日本と母国韓国の若者文化を分析する
恩智さんの表現力と日本語の見事さに感心。

 フィリピンの小田ニコルス信二さん
まだ高一の信二さん。初めて参加した中学校3年生の修学旅行の思い出を
懸命にスピーチ。京都の宿で、奈良で、そして大阪も巡って・・・
楽しさが伝わってきました。よかったよかったと聴衆一同心が温かくなって・・・・。

 日本・菅原美里さん
アメリカでのホームステイ経験を英語スピーチで果敢にスピーチ。
ホストファミリーでどのように心を開いて家族になっていったか、どんな風に
仲間との出会いを楽しんでいったか、コミュニケーションの大切さに気づいた体験を
英語で語ってくれました。きれいな英語!
 
 パホーマンス
  ☆☆TTBB神奈川総合産業高校の 1,2年生のブレイクダンス演技(部活動チーム) 
「もう少し見たかったよ」というと「ほんとですか!」と。「来年も来てね」に「はい!」
Thank you TTBB.
  ☆☆フラ:
相模原,大和地域で活動され、人生をおしゃれに楽しんでいらっしゃる
ハウオリ・エコーズ&アロハ・フラサークルの皆さんの演技。
優雅に軽やかに寒さを忘れて会場全体がフラタイムをたっぷり楽しみました。
ハウオリ・エコーズ&アロハ・フラサークルの皆さんに感謝!
ブラボー!
  

交流タイム
お待ちかね! 並んだ珍しいお料理の数々!
(韓国料理・フィリピン料理・中国料理・インドネシア料理・ブラジル日本料理
豊かな多文化経験の交流! 楽しみたい会員同士の再会!
話すの?食べるの?
結局お皿を抱えてお箸を持って、大いに話すというお行儀の悪いスタイルに!

韓国料理のキムパプ(韓国太巻き)
エンデイング:参加者全体で輪になって、恒例の楽しいエンデイングゲーム。
 
ご協力くださった皆様、ありがとうございました。また来年お会いしましょう!

 トークと交流会 「上海万博を通して見た中国」
 <画像クリックで拡大表示されます>

 7月3日、SIA会員及川淳子さん(中国語教師、通訳、翻訳家)を講師にお迎えしてメディアには流れない
興味深いお話を伺いました。万博では日本館の展示、イベントの通訳として活躍されています。
「中国2010年上海世界博覧会」、これが正しい上海万博の名称です。先ず、日本館、連日3時間待ちの
人気です。かつて北京の大使館に単身赴任していた頃(2005~7年)反日デモが起こり、連日抗議電話を
聞かされていた身としては、炎天下に3時間半も並ぶ中国人に感動しました。上海万博は通称「世博会」、
シーボアホイと言います。と、ここで「皆さんご一緒に」と及川さんの茶目っ気たっぷりの指導で、みんな
大きな声を出して中国語の勉強?眠気を飛ばします。
 面積は東京ドームの50倍、入場者数も今まで最多だった大阪万博の6400万を超える7000万を目指して
いるとか。世帯の立ち退き保障料もさることながら、1億ドルの基金で114ヵ国の展示館建設を援助、まさに
中国の威信を賭けた 大事業です。
 テーマは「よりよい都市、よりよい生活」経済発展する上海の街からの新たな技術、中国の新しい姿を
見てもらうための発信です。シンボルマークの紹介:3人の人型で「世」の文字が書かれ、一人っ子政策に
よる3人家族の助け合いの姿、また「あなた、私、彼」という人との関係を表しています。
 マスコットキャラクターは「人」という字がモチーフの「海宝」・・・ここでもハイバオと中国語の発音練習。
「海宝」の海は上海の海、宝は「四海之宝」(世界各地の宝)を表しています。これは中国で進められている
政策「以人為本」(人をもって根本となす)すなわち人にやさしい英知、社会、経済という思想が表されています。
日本館のトピックス:
 日本館は薄紫色のフワッとした建物、紫蚕島(ズーツアンダオ)「心の和、技の和」がテーマ、シンボルマークは
「つながり」です。蚕は日本と中国を結ぶ絹の道、シルクロードを象徴、紫は日本でも中国でも気高い高貴な
色なので選ばれ、館も中国についで2番目の大きさです。雨水などを利用し、電気を使わないで室温を
10度も下げる工夫、3時間行列している間もスクリーンをいくつも設け短編ビデオを上映して日本文化を
紹介したり、天井から霧が降ってきて暑くないようにしたり。 日本のテレビにも映っていたバイオリンを弾く
ロボットもここでは中国の曲を演奏しています。  日本産業館には新技術を駆使した豪華なトイレがあり、
このトイレに入れるのは入り口で渡される福袋の中に当たり籤が入っている人だけです。
また一番人気は8個35元(470円)のたこ焼きとか。行列を作って入場を待つ人々はたこ焼きを食べながら
楽しそうにしています。
上海の街、若者たち: 中国の日本ブームは「龍馬伝」、明治維新の近代化する日本にとても興味があるようです。
以前仕事で中国の中学、高校生の歴史教科書を調べたことがありますが、戦争を扱ったページよりも明治維新の
ページのほうが多いのです。小さな国、資源のない日本がどうやって近代化されたか非常に興味があるようです。
 万博では百数十万人いると言われている若者ボランティアが案内、説明、通訳に大活躍。「教室を万博会場
に移そう」と言う取り組みで半年ボランティアをすると単位がもらえるとか。凄い取り組み方ですね。

中国では80年代以降の若者を「四二一現象」と言っています。一人の小皇帝を六人の大人が看るという意味で
、一人の子どもには、両親と祖父母が二組いるということで、かなりのプレッシャーになっているようです。
 また「嘴老族」と言う言葉もあります。親世代の蓄財に噛み付く若者の意味で日本でもニートと言われるような、
働かないで親の収入や、年金に頼る若者がいますね。
変貌する中国の人々との新たなる交流:中国のGDPが年内にも世界第2位となり、日本の経済を追い抜くと
言うことがニュースで言われています。ちょうどこの7月1日から来日する中国人のビザの規制緩和が始まりました。
東京の街でもよく中国語を耳にする機会があります。日本と中国との新しい交流に私はワクワクしています。
一方、中国全体では貧富の差は益々開いていきます。戸籍制度による職業の自由、転居の自由などにも問題が
ありますがインフラ設備が急加速、鉄道、高速道路網がどんどん出来ています。賃金も上がり、経済的にも発展して
大学の入学者数も10年で6倍に増え、都市部では経済格差も縮小されたようです。中間層の中国人旅行者が
日本を訪れるようになると、日本に居ながらにして私たちは中国を知ることが出来ます。お互いに相手を尊重し、
文化、習慣の違いを説明、理解し合いながら交流して行きたいですね。

 及川さんの歯切れのよい、興味深いお話のあと、お茶を飲みながら、25名の参加者から活発な意見や
体験談、感想、質問が出され、楽しい交流会となりました。
      (文責 益子愛海)
 
     活動報告 サツマイモ交流会参加

10月のバザー出品のサツマイモの植え付けしながらミニ交流タイムを持とう!
一石二鳥のサツマイモ植え付けに参加しました。

国際奨学金基金の協力団体としてパワーをもつ「橋本奉仕団」の活動に
SIAも加わっての実施でした。

<写真クリックで拡大表示されます>

 朝方まで降り続いていた雨があがり、思いがけず絶好の農作業日和になりました。
参加者10人は3台の車に分乗し、緑濃い津久井の山あいを潜り抜け青野原の小川農園に
行きました。秋のバザーに向けての「さつま芋苗植え交流会」です。
男性は鍬を持ち、うねづくり、そこへ女性が肥料を蒔き苗を一本一本植えていきます。
その間、食事担当のメンバーはにわか手作りの釜戸で「とん汁」を作ったり、現地で収穫した
「ズッキーニとブロッコリーの油炒め」を作ったりと煙に巻かれながら大奮闘……
作業終了後は持ち寄ったお弁当と名コックさん達の手作り料理に舌づつみを打ちました。
会話もはずみ、しばし都会の喧騒も忘れゆったりとしたひと時を過ごすことができました。
 丁寧に植えられたさつま芋の苗も梅雨の雨をたっぷり含み、真夏の灼熱の太陽の恵みを受けて
10月にはおいしいさつま芋が収穫でき 、 SIA奨学金支援バザーの店頭に並ぶことと楽しみに
しています。
(会員 N.K さん投稿)


    2010年度SIA総会が開かれました
  
 ゴールデンウィークの初日、4月29日に、2010年度定期総会が午後1時30分より
 大野北公民館大会議室で開催されました。
 
 総会第1部
  <画像をクリックすると拡大表示されます> 

2年間の実践報告と思いを語る西川理事長
2009年度事業報告

主な事業
 4月29日 定期総会   総会第2部 国際奨学金贈呈式  講演 張勇平さん 劉国林さん
 5月13日~7月1日 「はじめての韓国語」全8回 
 7月12日 ミニトーク「スリランカ」講師 為我井輝忠さん  
 8月30日 橋本方面ミニ交流会「多文化いどばた会議」 
 9月30日 韓国料理教室 
 10月10日 サテライトミニ交流会 
 10月18日 講演会「虹色の空」久郷ポンナレットさん 
 11月3日 国際奨学金 秋の贈呈式と交流会
 11月15日 芋ほりミニ交流会  
 11月22日 国際奨学金支援バザー実施(さがみはら国際交流フェスティバルに参加)
 12月30日~ 1月2日 職業能力開発総合大学校留学生ホームステイ 
            ホストファミリーへの説明会 12月23日 
            ホストファミリーの集い 1月9日 
 1月31日 民際パーティー 多文化スピーチ「私が今伝えたいこと」
             パフォーマンス、交流会  「ハイチ大地震」へ義援金募集
 2月21日 講演会「地球の裏側、南米を語る」講師 イルセ ララさん 

主な活動内容
<支援活動>
 ○国際奨学金贈呈式  4月29日 11月3日
 ○教育支援 小学校(通訳、授業支援) 高校(日本語支援、教科学習支援)
 ○ネットオークション 随時

<広報活動>
 ○国際交流ニュース 年6回発行(260号~265号)編集会議 編集 発送作業
 ○ホームページ 『SIAへようこそ』更新(随時)  「SIA交流館」
 ○SIAネット  情報発信(随時)

<外部団体との連携>
 ・国際交流ラウンジ:運営委員会 総会 フェスティバル フェスティバル実行委員会5回 
  登録団体懇談会 2回
 ・職業能力開発総合大学校:入学式 卒業式 日本語講座開講式及び閉講式 
 ・相模原市国際化推進委員会:総会
 ・日本語ボランティア関係団体連絡会 4回
 ・南ロータリークラブ国際交流会に協力

<運営>
  定期総会   定例理事会(8月を除く毎月)    理事長推薦委員会

2010年度理事役員の承認(○ 印 新任)
(理事)
   赤尾 民子(新磯野)、伊倉 二郎(西橋本)、大澤 和代(橋本)、大田 真琴(青葉)
   大野 明男(鵜野森)、小野田真穂樹(上鶴間)、小林 教利(並木)、小林 正明(上鶴間)
   坂野 ミヨ(陽光台)、高嶋 榮子(厚木)、谷  香 (相模大野)、堤 かをる(上鶴間本町)
   栃本 綾子(相模原)、中村 宏 (由野台)、西川冨貴子(西橋本)、○ 林 陽一 (上溝)
   堀口 進 (八王子)、益子 愛海(西橋本)、宮原 紀子(北里)、吉村登志子(旭町)
(監事)
   稲場 久二男(大野台)、八木 泰子 (二本松)

理事長  大田 真琴
   副理事長 赤尾 民子
   会計   栃本 綾子  

就任の挨拶と抱負を語る大田新理事長

2010年度事業計画
◇交流・学習活動
   ①民際パーティー
   ②職業能力開発総合大学校留学生ホームステイ 
   ③韓国学習会  韓国語講座 5月19日~7月7日 
   ④アジア学習会
   ⑤ヨーロッパ学習会
   ⑥南米学習会
   ⑦会員ミニ交流会

◇支援活動
  ①国際奨学金 春の贈呈式と交流会 (総会第2部) 4月29日
          秋の贈呈式と交流会  11月3日
   ②国際奨学金支援バザー実施 10月24日
   ③教育支援活動 小・中学校支援・・・通訳支援、国際理解支援、日本語支援
   ④ネットオークション  

◇広報活動
   ①国際交流ニュース発行 6回  
   ②SIAホームページ編集更新   
   ③SIAネットによる情報発信  

◇運営
   ① 定期総会開催 4月29日  ② 理事会開催 (月1回 但し8月を除く)
   ※ 30周年事業の検討

◇外部団体との連携
   国際交流ラウンジ:国際交流フェスティバル 10月24日
   職業能力開発総合大学校:留学生ホームステイ  
   相模原市国際化推進委員会:総会
   日本語ボランティア関係団体連絡会
         
 総会第二部
  *第3回国際奨学金贈呈式
    9名の皆さんに贈呈

奨学金を渡す理事長と奨学生たち
, 相模原国際奨学基金よりこの事業を引き継いで2年目、3月に広報「さがみはら」とSIAニュースで
奨学生を募集したところ6名の応募者があり、前年度からの継続者3名と併せ、今年度は9名の方に
奨学金を贈呈することになりました。
 会員の皆さまにこの事業を深くご理解、ご支援いただけますよう、今年も贈呈式と交流会を総会2部
として開催しました。SIAとしては第3回、通算43回目の贈呈式となります。

      ボリビア学習会が終わりました!
                 
   「地球の裏側、南米を語る」   ~ボリビアを中心として~



 2月21日 13:30~15:30
 さがみはら国際交流ラウンジ B会議室
 講師:イルセ ララさん(ボリビア女性)






映像を使って説明するララさん




As far as Argentinaは遠い未知数の場所をあらわす英語の慣用句。アルゼンチン同様ボリビアもまた未知のはるか遠い国です。
キューバ革命の闘士、チェ、ゲバラの終焉の地ボリビア。
学習会の講師ララさんのおじ様に当たる方が、実はチェ、ゲバラの右腕として働いた闘志だったと聞けば、胸ざわめく思いも抱いて学習会場で講師の到着をお待ちしました。
参加者33名。会員、市の広報を見て参加いただいた方、インターネットのホームページでお出かけいただいた方々も、、、、。

映像を利用しながら、ボリビアの地理、ボリビアの気候、ボリビアの人口、ボリビアの産業、、、、、。まさにボリビア学習入門編です。
中学校の社会科の地理の教室で授業を受けているような懐かしい雰囲気。
学習意欲満々の受講者は、むらむら目覚める好奇心を質問として投げかけました。
ボリビアの子どもたちの暮らしは?
教育制度は?
インデオが55%,混血32%という原住民が圧倒的に多い社会での共存はどのようになりたっているの?
4つの言語が使う国民間の意思疎通は十分図られているの?
鉱物資源豊かな国の将来は?
インデオ出身大統領による政治運営となって、政治の方向は変わったの?希望は?
経済状況は?
ボリビアまで何時間かかりるの?
飛行機の代金は?
と、だんだん具体的なところへ、、、。

経済発展の点では道半ばの国ボリビアといわれますが、資源国ブラジルが経済発展果敢な世界の4頭BRICSの一員として走り出している南米。やがてその波はボリビアにも寄せてくるのではないでしょうか。
一歩踏み込んでボリビアの人々の営み、社会の状況などもっとボリビアを知りたいという思いを深くした研修会となりましたが、ボリビア学習の扉が開きかけたところで時間終了。
さらなる発展的学習は次の機会に、あるいは各自の課題として持ち帰ったボリビア入門偏学習会となりました。ララさんありがとうございました!
ボリビアのデザート アロス コン レーチェ をララさんが手つくりして持参されました。ご飯と牛乳とココナツミルクを混ぜてシナモンを振りかけた感じ。
ボリビアではジャポニカ米もつくられているという。ボリビアは日本人移民を受け入れている国であったことも忘れてはなりません。



















お決まりのテイータイム ボリビアのデザートアロス コン レーチェ でお茶!

参加者の感想
○日系ブラジル人の子どもの教育にかかわってきました。ボリビアからブラジルへ出稼ぎに来た夫と日本人女性の間の子どもの支援です。私の知るボリビアはそれだけですが、今回の講座で新たに興味がわきました。

○実質的な距離以上に観光、文化等我々にとって遠い国、関心の薄い国であると実感した。ゲバラ最後の地である以外にまったく知識を持たなかった。何故だろう?日本政府の外交方針も関係あるのか?
○ボリビア人の生活は日本人から見えれば信じがたい面もあるが、それはそれで幸せな生き方ではないかと感じた。
○映像を数多く使ってわかりやすく解説をしてくださいました。ララさんがボリビアで日本について、教えようと考えていらっしゃることを知り、頼もしくうれしくなりました。
○家族4人で帰国するのに100万円以上かかったと聞きびっくりした。やはり遠い国なのだと思いました。
100万円あればボリビアでは仕事を起こして、マンションが買えるとお聞きしてさらにびっくりしました。こうした具体的な生活の有様をもっとお聞きしたい。
 


  活動報告:
ホストファミリーの集い

2010年1月9(日)午前10時から『ホストファミリーの集い』があり、2009年12月30日から
2010年1月2日まで「職業能力開発総合大学校」の東南アジアからの留学生を受け入れてく
ださったホストファミリーの皆さんが一堂に会しました。インドネシア、マレーシア、タイ、スリラン
カ、ベトナム、カンボジア、ラオスからの留学生15人を暖かく迎えてくださったご家族です。毎年
快く引き受けてくださるベテランのご家族(3家族)も、全く初めてのご家族も、思い思いにお心遣
いいただきながら交流を楽しまれたことが、和やかに弾む会話から伝わってきました。イスラム
の方の食材などについては先輩ホストファミリーにご協力いただいたり、ご友人やご実家・ご親戚
との年末年始ならではの交流もあって、初めての方々も留学生との交流にいい思い出を作られ
たことが分かりました。
              皆さん、本当にありがとうございました!!!

(写真をクリックすると拡大表示されます)


ふれあい科学館にて

  民際パーテイー2009
   
— パワフルににぎやかに意味ある交流 —

      実施 2010年1月31日 1:30~4:30
      会場 相模原市大野北公民館大会議室
      参加者;121名、、、市内在住の外国人約30名、留学生はじめスピーカーして
           参加した若者達約10名、SIA会員30名、その他非会員の市民の皆さん

◆ 写真で見るSIA民際パーテイー (写真クリックで、拡大表示されます)

さて、会員こぞって準備が始まります
万国旗を飾っていよいよ開会直前
用意した座席はどんどん埋まって、開会。
◆ プログラム1:スピーチ:今私が伝えたいこと
  外国人留学生4人、相模原在住の外国人1人,日本人の若者1人のスピーチ

 南アフリカのYさん
「南アフリカには12も言語があります」と紹介してくれた電子工学を学習する若者。SIAで南アフリカからの若者のスピーチを聞くのは初めて!
若者は世界中みんな希望に満ちて,遠いところを見つめながら走っています!Y君もしかり。
 ベルギーのYさん
16歳の高校生留学生。来日したばかりなのに上手に日本語を話します!
アニメなどメデイヤを通して日本語学習をしてきたとか!
 アルゼンチンのAさん
As far as Argentine は遠いところを表現するフレーズ。そんなアルゼンチンタンゴの国からやってきたお嬢さんは自国の自慢をしてくれました。立派な観光セールスウーマンです。
 シンガポールのSさん
スリムな自国と大きい国(!?)日本を比較して、愉快に自国を紹介してくれました。南アフリカ、アルゼンチン,ベルギーに比べればシンガポールはすぐお隣!
 韓国のKさん
Kさんはママです。子育てを通して日本と韓国の教育環境,受験環境など大人の目でママの目で語ってくれました。
  日本のAさん
国際交流をテーマに大学で研究する若者Aさん、
違いを受け入れ交流する事、そして理解し合う事の大切さと実践への思いを発信してくれました。
今私が伝えたい事スピーチのまとめにふさわしいメッセージでした。
◆ プログラム2: パホーマンス
 カンボジアの舞踊
久郷ポンナレットさん:平安と平和への祈りのおどり

  日本伝統芸能いずみ会の皆さんの見事なパホーマンス
  日本の伝統芸能を学び、楽しく若々しく、あふれる元気で発信されている
  いずみ会の皆さんに感動!


大江戸南京玉すだれ
ソーラン節

鱈釣り歌踊り

津軽願人節

八木節(どじょうすくい)
韓国の歌:SIA会員と有志の皆さん
◆  プログラム4: 交流タイム
    舞台が転換して交流タイム!
    椅子を運んで会場作りにご協力くださ~い!
    の一声に会場は動き始めました!!
 そして交流タイム!
インドネシア:鶏肉料理、えびせんべい/
中国:水餃子/韓国:チジミ、チャブチェ/ネパール:カレー/タイ:ココナツミルクのデザート/日本:雑煮、お汁粉、飲み物
「初めて参加してみました。こんな素晴らしい出会いの場があった事に感動です」 とはスイスに故郷を持つ日本在住20年を超える女性、「国に帰って技術発展に貢献します」という留学生、料理を味わいながらレシピの交換をする皆さん、サリー姿を挟んで記念撮影を楽しむ微笑ましいひとこま、、、などなど 。
わいわい楽しく、おなかを満たして、心を満たして、そしてさりげなく優しく深い理解へ。これが民際パーテイーの心です。民際ハートが満ち満ちた一時でした。

最後は参加者が繋がって鎖になってゲーム。

お片づけ開始!
片付け終了
 今伝えたいことの若者スピーカー達は楽しく記念撮影。

新しい仲間作りがここでも芽生えた民際パーテイーでした。

皆さんまた来年お会いします!

 
<バザー報告1>

11月23日 バザー実施!無事終了!
ご協力に感謝いたします。
小雨まじりの寒い一日でしたが、多くの皆様のご協力を得て大きな成果を
上げました。農作物、家庭雑貨、洋服やバッグ、手作り民芸等々、山ほど
並べて売りつくしを目指しました。収益は約15万円。

<バザー報告2>  芋ほりミニ交流会
芋洗いをやってます

11月16日、前日の雨が上がって穏やかな日和の中、「SIA国際奨学金」
バザーの目玉品であるサツマイモ堀に出かけました。 掘り方総勢13人。 
収穫を並べました

場所は、紅葉の始まった山々に囲まれた青野原にある「小川農園」。 
丹精込めて育ててくださった芋たちは、11月4日の霜で葉は既に緑を失い、
例年より1カ月遅い芋ほり隊を今か今かと待ちわびていました! しっとりと
柔らかい黒土に手をいれてサツマイモに出会うのは、実に嬉しい感触でした。 
インドネシアの4人の若者たちの手もあって、イモ洗い作業もおしゃべり
しながら短時間に終了しました。  
冬瓜です
その後、優しい陽光の中でいただいた手作りのご馳走の美味しかったこと! 
ゆったりと味わいながら、話に花が咲きました。また、近くの小屋には何と
ミューイがいて、若者たちは会いに行ってきました。 山の空気もおいしい
収穫の一日でした。
 

<学習会報告>
     ポンナレットさん講演会(2009.10.18、於:プロミティふちのべ)

 

~平和の虹よ世界に~

    久郷ポンナレットさん

1970年代後半のカンボジア政権を握ったポルポト派は極端な原始共産主義で都市住民を農村に
強制移住させ医師や教師ら知識人の虐殺や重労働などで170万人の国民を死に追いやったとされる
「なぜ自国民を虐殺したのか。答えられるのは、生き残ったポルポト派幹部だけだ。」
そんなカンボジア内戦の、生き地獄を体験した、久郷ポンナレットさんを講師にお迎えして、壮絶な
体験談の中にもユーモアを交えての素晴らしいお話でした。

 

「今日はカンボジアにゆかりの人が多いので緊張しています。」のご挨拶でお話が始まりました。
スクリーンには1975年にプノンペンの自宅の庭で撮った家族写真が映し出され、その中に十歳の
ポンナレットさんがいます。ハンサムな父、品位のある優しい母は自慢でした。カンボジアは夫婦別姓
でした。フランス留学を夢見ていた長兄は十九歳、長姉は日本留学中、次姉はパーティー好きの楽しい
女の子、三姉は十五歳のカンボジア美人、これはポルポト時代に入る前の最後の笑顔の写真です。
ポンナレットさんの幸せな幼年期は十歳で終わったのです。
この二日後、プノンペンから強制退去を命じられ、一夜にして、天と地がひっくり返ったのです。
三日後に呼び戻されたのは、国家公務員の成人男性だけ。その後父とは生き別れとなった。これが
生き地獄の始まり。次姉は、最初に移住したトリャ・ソー村であっけなくこの世を去ったのです。
その後トノート村に移住し、一段と政策が厳しくなった時、母は次姉の死を「運のいい子だね。
皆に見守られて」と言った。それは、どんなに辛い生き地獄だったかを、物語っている。長兄は新しい
仕事場へ移動し、その後、行方不明。ポンナレットさんは約四年間、家族と引き離され、食事は、
わずかな汁がゆしか、与えられず、炎天下で農作業や土木作業の強制労働を強いられた。半年に一回、
母に会えるのが心の支えだった。母に会いに帰った時、母と姉妹は連れ去られた後だった。
一人ぼっちになったポンナレットさんは、マラリアで高熱を出し瀕死の状態で入れられた所でなんと
次兄と再会。その後、すぐ上の兄と会い、兄弟の絆を確信した。ポルポト政権崩壊後、三人は行動を
共にした。途方にくれた時、人望の厚かった母を知る人達に助けられた。

命がけの国外脱出。1980年に長姉ペンセタリンさんを、たより来日。大和難民定住促進センターに
入居。しばらく日本語の特訓を受け、十六歳で小学四年生に編入した。十九歳で小学校を卒業。
その後日本で差別や偏見という苦難を乗り越えて、夜間中学を卒業。
十九歳で小学校卒業の新聞記事が縁で知り合った、日本人男性と結婚。長男が生まれ、日本国籍が
取れた頃、幼い息子を夫に託し、まだまだ治安のよくないカンボジアに、危険を顧みず帰国。荒廃した
祖国の貧しさ、その中にあっても明るく人なつっこい子供達との触れ合いでカンボジアへの祖国愛を、
強く意識するようになった。その後、長女を出産し、2000年には、子育てをしながら、通信制高校に
入学。翌年「色のない空」を出版。その約半年後、9.11事件が起こり、「目には目を」の風潮の高まり
を感じ、心が痛んだ。この年の十一月に家族四人で、カンボジアの旅をし、姉や来日前に助けてくれた
老人達の供養をし、平和の時代に家族写真を撮った、同じ場所で、写真を撮った。家族が私の本を
読んでくれ、カンボジアが好きになったことは、嬉しいことだった。地獄を経験した人は夢に悩まされる
ことは、よくあることで、二つの夢を見た。一つは真夜中連行、虐殺された母が夢枕に現われて「早く
助けに来て!」と言われた。もう一つの夢は「もし家族を助けに来られるならどうか身寄りのない私達も
助けて下さい。」その夢に導かれ、ポンナレットさんの慰霊への思いが強くなり、2005年遺骨収集、
供養のため、トノート村を訪れた。その村に向かう中、底抜けの明るさで、くったくなく笑っていた
ポンナレットさんが、プロンの丘(1975~79年ポルポト時代に虐殺された場所)の入り口に立つ門を
くぐりぬけ、突然車窓から見覚えのあるヤシの木が目に飛び込んでくると、おぞましい記憶がよみがえり、
涙があふれ出る彼女の様子を、同行した新聞記者の方達が見た。この姿を見て、いかに壮絶だったかを
悟られたようだ。カンボジアでは、慰霊に先立ち、喪主が剃髪するのが習慣で、ポンナレットさんの
剃髪はトノート村の人が行うこととなった。当時は村人が彼女に触れるのは、暴力を振るうためでした。
いざ村人の指が彼女の頭皮に触れた時、そこにぬくもりを感じ、初めて自分と同じ人間なんだと思った
のです。そして、その場所で慰霊の儀式に聖女のような娘と参列した。当時、加害者だったポルポト派
住民達も参列、複雑な気持ちだった。2006年にプノンペンにある我が家にゆかりのあるお寺に、
伝統的な慰霊塔(六メートル)を建立し、「両親と四人の兄弟はじめ7000名の犠牲者の魂が安らかに
眠れますように」納骨儀式を行った。「罪を憎んで人を憎まず」という諺があるが、あまりにも辛く悲しい
体験をした彼女には、この諺は受け入れられなかった。その後、カンボジアのお坊さんから「憎しみを
鎮めるには憎しみを持たない」という仏教の教えがあることを聞き、また、三十年という年月とたくさんの
人々との出会いが、彼女の心を和らげた。犠牲者に慰霊塔、建立後、ポンナレットさんは、心の安らぎを
覚え、八年前には色のなかった空に虹色が帯びてきた。改めてこの度「虹色の空」を出版されました。
「自分にして欲しくないことは、相手にしない」「自分にして欲しいことを相手にする。」優しさ、寛大慈悲、
思いやりの心を、内戦中、カンボジアの老人達から学んだ。   優しさは、「平和の種」を無限に持って
います。戦争のない平和な世界を作りましょう。この前、ある中学生に聞かれました。「今お父さん、
お母さんに会えたら、話したいことは?」彼女は答えました。「淋しかった。会いたかった。・・・後は
秘密です。」

*ポンナレットさんの先輩 コイパダラさんから・・・
1984年に来日して、私は日本に来たことを後悔しました。でも相模原に来て難民を支援していた
世古さんに会い日本が好きになりました。ラウンジで言語スタッフとして何年か働いた。私も辛い体験を
しました。十歳の時のポンナレットさんは、運命に負けず、逞しく成長した。努力の人だと、涙ながらに
話してくださいました。

*長年、井戸や溜池を造り、植樹したりして、カンボジア支援をしておられる河野さんから、悲しい話を
かせて下さって、有難うと感謝の言葉が述べられました。

*最後に十六歳で来日してから、ずっとポンナレットさんを温かく見守り、お世話をしてこられた、
世古敬子さんの愛情溢れるお話で講演会は終了しました。

*ポンナレットさんの辛い、悲しい体験、環境によって培われた強さ、家族や祖国に対する大きな愛、
内戦で虐殺された人たちの慰霊、平和への強い思いが伝わり、奥の深い有意義な講演でした。

*講演会終了後、沢山の感想を頂き有難うございました。紙面の関係でお載せ出来ないことお詫び
申し上げます。(文責・坂野、吉田)

■ 講演会の感想文

○ご年配の方ではなく、近い世代のポンナレットさんのお話、とても胸が痛みました。
平和で、便利で衛生的な日本、家族が共に過ごせる社会が当たり前という環境で育ってきた私達。
同じ時代それ以前に自分の命さえ危険な方々がいらしたこと、知らなかったでは済まないと
思います。今回のお話を胸に止め、私なりに子供達に伝えたり、日々感謝の気持ちを忘れずに
過ごすことが、初めの一歩。ポンナレットさんの様に、お話を聞かせていただける機会も増え
たらいいですね。

○ 歴史の授業で、ポルポト政権が目指したこと、行ったこと、そしてその犠牲とは、何だった
のかを学びましたが、それを体験された方の生の声を聴いたのは、初めてでした。日本という
平和な環境で生きてきた私は、カンボジアの様な極限の「憎しみ」や「悲しみ」を感じたことは
ありません。しかし、だからこそ、日本の外や過去に目を向けなければ、ならないのだと、
改めて感じました。

○ 感謝の気持ちと前向きな姿勢に感動しました。個人から世界へと、思いを広げていくパワー
が素晴らしいです。悲しみや憎しみは一つのバネですね。

○ご自分の人生を周囲に語ることは、とても勇気のいることと思います。ポンナレットさんは、
ご自分を強い人間とおっしゃいましたが、もともと、その強さをお持ちであったわけではないと
思います。若い体験が強くさせたのか?きっと同様の体験をしたからといっても、どの人も
ポンナレットさんの様には、生きてこれなかったと思います。命を大切にするということは、
感謝することであり、それが平和につながっていくことを改めて、教えて頂いたように思います。

○色のない空は読ませていただき、幼い時から両親と別れて難民として苦労され、どんなのかと、
会に出席させて頂きましたが、ユーモアたっぷりに流暢な日本語で話され感心いたしました。
「憎しみ」を鎮めるは「憎しみを持たない」むずかしいことですがいい言葉ですね。勇気を
持ってつらい思い出をはなされ、「平和の大切さをつくづく感じました。

○突然外からふってきたような災いの中を、くぐり抜け、乗り越えてこられた体験を有難うございました。
その苦労を背負って立ち直っていくのは、何も悪いことをしていないはずの 被害者(こういう言葉を
使ってよいかわかりませんが)自身しかないのだと改めて教えられました。全ての天災や戦争被害者に
共通だと思いました。昔は生々しい話をすることは、皆様控えていらしたのでしょうか・・・勇気のいること
だと思います。感謝しています。ポンナレットさんの今後の人生とご家族の方々に声援をおくります。
私も頑張ります。祖国愛というものに感動致しました。

○とても有意義なお話を聴けて良かったです。少しづつでも、思いやりのある人々が自分をふくめて、
増えていくと良いと思います。

○著書も感動を持って読ませて頂きましたが、生の講演を聴き、辛い思い、壮絶さの深さが、よく感じ
とれました。それを乗り越え、許しの境地に至りつつあるポンナレットさんの心の軌跡は学びたいもの
だと思います。

○ポンナレットさんの素晴らしい講演を聴くことが出来、日本は平和です。毎日美味しい食べ物があり、
お風呂に入り、毎日服も着替え・・・。あたりまえに思い感謝する気もちを忘れています。講演は全て
素晴らしいことばかりでした。私も「平和」ということを考えることが出来、何かしたい・・と思いました。
悲しくて、辛いお話も聴かせて頂き有難うがざいました。

○私は戦争中、疎開の経験があります。親から離れてひもじい思いはいたしましたが、日本の政府は
「子供達を守る」ためにこの政策をとったわけで、カンボジアの強制移住とは全く異なります。カンボジア
内戦での生き地獄とは、比較になりません。私はポンナレットさんが難民として来日された頃、同じく
カンボジアから難民として来日した「ヘアン」さん(父親、中国人。母親、カンボジア人)の日本語支援を
していたことがあります。今日のポンナレットさんのお話を聴いて、ヘアンさんから聞いていた、強制移動、
強制労働そして国外脱出の様子が全く同じでした。ヘアンさんは日本には2,3年住み、その後アメリカに
行かれました。私は「色のない空」も「虹色の空」読みましたが、今度は3人の孫に読ませたいと思いました。
 

カメラを通してみたスリランカ
 
              SIA総会実施

  実施日 2009年4月29日  午後1時半〜5時
  会場  相模原市大野北公民館 大会議室

1部 総会(2008年度報告と2009年度事業計画および予算について)



■ 2部 奨学金贈呈式と講話と交流会
  ○国際奨学金贈呈式
    贈呈者 継続5名、新規1名 卒業生4名
  ○国際人が語る人生

張勇兵氏が相模原での思い出やこれからの人生展望を語る。留学生にはエールを込めたメッセージをおくる。

張勇兵氏、劉国林氏 (共に相模原職業訓練大学校への中国からの留学生一期生)













■2008年度事業報告
 主な事業
   4月29日 定期総会   参加者38人
          総会第2部 「伊倉さんを囲んで」 二胡の演奏(二泉映月)  加参者44人
   5月7日~6月25日 「はじめての韓国語」全8回 受講者16人 
         7月13日 韓国料理教室
   6月29日 民際パーティー 多文化スピーチ「私が今伝えたいこと」
         パフォーマンス、交流会参加者130人
         「ミャンマー」・「中国」大災害へ義援金募集
   7月28日~8月4日 モンゴル文化交流の旅 参加者15人
   9月15日 連続トーク「モンゴルの旅報告会」  参加者26名
   10月4日  ミニトーク「北京オリンピックを通して見た中国」
         講師 及川淳子さん参加者30人
   10月12日 連続トーク「援助の潮流-国際的な目標とODAの動き」
         講師 大野ゆかりさん 参加者20人
   10月26日 国際交流フェスティバル参加 奨学基金支援バザー実施 
         参加協力者50人
   12月30日~ 1月2日 能開総合大留学生ホームステイ 12家族
          ホストファミリーへの説明会12月23日
   1月18日 講演会「ユーロ世界に学ぶ」講師 萩谷順氏(法政大学教授)
          参加者53人
   2月11日 連続トーク「ミャンマー近況」講師 小野田真穂樹さん 
          参加者25人
 主な活動内容
  <支援活動>
    ○奨学金贈呈式に協力 4月 11月
    ○教育支援 小学校(通訳:授業支援) 高校(日本語支援  教科学習支援)
    ○ネットオークション 随時
  <広報活動>
    ○国際交流ニュース 6回発行(254号~259号)編集会議 編集 発送作業
    ○ホームページ 『SIAへようこそ』更新(随時)  「SIA交流館」開設 (再構成)
    ○SIAネット  情報発信(随時)
  <外部団体との連携>
    ・国際交流ラウンジ:監事 総会 フェスティバル 実行委員会5回 登録団体懇談会 2回
    ・能力開発総合大学校:入学式 卒業式 日本語講座開閉会式 国際料理大会
     日本語研修企画競争に関する審査委員会
    ・市教委地域連絡協議会 3回  日本語ボランティア関係団体連絡会 3回
    ・南ロータリークラブ国際交流会に協力
  <運営>
     定期総会、定例理事会(8月を除く毎月)   会員名簿発行
     奨学金贈呈事業検討委員会 9月27日/10月17日

■2009年度事業計画
  ◇交流・学習活動
    ①講演会とティーパーティー(総会2部)講師 張 勇兵氏 4月29日
    ②民際パーティー
    ③能開総合大留学生ホームステイ
    ④韓国語講座「韓国語をもっと知ろう」5月13日~7月1日
    ⑤韓国学習会
    ⑥東南アジア学習会
    ⑦ヨーロッパ学習会
    ⑧南米学習会
    ⑨会員ミニ交流会
  ◇支援活動
    ①国際奨学金 春の贈呈 6名(総会2部)4月29日
              秋の贈呈
    ②国際奨学金のためのバザー実施 10月
    ③教育支援活動 小・中学校支援・・・通訳支援、国際理解支援、日本語支援
               高校支援・・・日本語支援 教科学習支援
    ④ネットオークション
  ◇広報活動
    ①国際交流ニュース発行 6回 
    ②SIAホームページ編集更新 
    ③SIAネットによる情報発信
  ◇運営
    ① 定期総会開催 4月29日  ② 理事会開催 (月1回 但し8月を除く)
  ◇外部団体との連携
     国際交流ラウンジ:運営委員会 国際交流フェスティバル 
     能力開発総合大学校:留学生ホームステイ、日本語研修企画競争に関する審査委員会
     市教育委員会:児童生徒支援にかかわる情報・意見交換
     国際化推進委員会:総会
     日本語ボランティア関係団体連絡会
 

         2008年の研修会風景です。
        

        


      SIA学習会・ユーロ世界に学ぶ

1月18日(日)1:30〜
会場:さがみはら国際交流ラウンジ A会議室
講師:萩谷順氏
主催 SIA相模原市国際交流協会 
担当  ヨーロッパ学習グループ



学習集団でもあるSIAの本年度最後の公開学習会です。
SIA会員の堀口氏が、長年個人のテーマとされてきた「グーテンホーフ光子」の研究を著書として刊行されたのを機に、SIAは光子について2回にわたる学習会を実施しました。其の中で、光子の次男リヒャルトがヨーロッパ統合を唱えていたことも学びました。其の学習を更に発展させて、「ヨーロッパ共同体」について学ぶのは、文化が違う他者とどう解り合い、認め合って共生していくかをテーマに活動しているSIAの私たちとしては、順等な企画といえます。SIAはアジア学習を継続的に実施して来ました。今回の学習会は、ヨーロッパ同様多様な民族と文化のパッチワークでもあるアジアの未来が、ユーロ世界に学ぶことはないかという問いもこめた企画でもあります。講師は法政大学,法学部の教授をされる傍ら、テレビ等で国際問題のコメンテイターとして活躍されている萩谷順氏。ユーモアを交えた明快な語り口、豊かな情報と冷徹な歴史分析、温かい人柄で、参加者は講話に引き込まれた90分でした。


EUを誕生させたヨーロッパの歴史的事情、中世から現代まで血に染まった対立と戦いの歴史の袋小路から脱する為に,ヨーロッパが選択した多文化共生を目指す実験が「EUヨーロッパ共同体構想」であると、萩谷氏。
ヨーロッパ共同体の推進力となっているのはメンテナンスの精神とおっしゃる。憎しみと戦争の歴史が生み出した民族間の亀裂、ほころびを人為的に癒し、修復していく思想であると。
「東アジア共和圏構想」の実現に、ユーロ世界の実験は示唆を与えてくれるだろうかの問いに、ヨーロッパに比較して、東アジアの国々は長い間比較的穏やかに歴史を刻んで来たのではないかと萩谷氏。
ヨーロッパ共同体の実験は、ヨーロッパのもの。アジアは独自の方式を見つけ、多文化共生を模索していく必要があるのではないかと。
日本人とグローバリゼイション
欧州の実践には期待するというが、グローバリゼイションは困ると考えている日本人が多い。
グローバリゼイションとは開く事であり、仕事を外国人と分け合う事であり、利権を奪われる事でもある。
近代史のなかで日本の侵略が遺したの遺産に対するメンテナンスを日本は今後も引き受けながら、日本人のグローバリゼイション観を醸成していかなければならないだろう。
○歴史的事象、現実の様々な事象も、角度を変えて見つめ直し、また長い歴史の試練を経たとき、どのような評価になるのかは不明。思い込まない事、距離をおいてさめた目を持つ事も必要ではないのか、、、、萩谷氏の強いメッセージだった。

参加者の感想から
☆それにしても萩谷氏は懐から取り出した各種の眼鏡で、歴史を拡大し、遠望し、角度を変えて眺め、虫の目になり、鳥の目になり、今と過去を、ヨーロッパとアジアを、アジアと今立っている足下を考えさせてくれた90分間だった。
時に鳥の目になって視野広く遠くまでみつめ、現実には半径5メートルの世界で其の思想を実践できるものでありたいと思った。
☆バランス感覚あふれる講師の話しぶりに共感し感服した。質問者の思いやこだわりにも真摯に聞き入って返答された姿に敬意をもった。心地良い学びの時間に感謝!
☆アメリカに追随し、アメリカ型発想をしがちな我々。遠いけれどヨーロッパからも学ぶものが大いにありと実感。
☆当然と受け止めていることの中にも,答えが幾つも有ることを、歴史的事実の評価から学ぶ事が出来た。
☆ユーロ世界の知恵から学ぶ事が沢山ある事を知る。ユーロという切り口から世界史を見つめてみる必要もあると思った。EU結成の背後にある歴史的現実など、更に学習を深めたい。
☆人間の営みは長い年月を経て評価や結果があらわれていくもの。物事を少し距離を置いて見つめる事の大事も学んだ。
☆この混沌の世界を逃げる事なくよりよく生きたいと願う私たち。地域人として、日本人として、アジア人として、そして世界の一因としてどのように日々を生きて行くのか、Think globally act locallyを心に期して、自分とむきあう絶好の時間となったのでした。

 
      SIA国際奨学基金支援バザーのにぎわい

           実施日 10月26日(日)
           会場  さがみはら国際交流ラウンジフェステイバル会場
               相模原市大野北公民館前 駐車場

 <写真をクリックすると拡大表示されます>

◆ プロローグ
10月25日、バザーの第一部。
爽やかな秋日和。終日かけて、運び込まれた膨大な提供品の整理,値付け。提供してくださった多くの皆さんの
善意に感謝しつつ汗を流しました。

本番展開
10月26日
朝8時小雨。屋外バザー最大の心配は雨です。
しかし、気合いが天に届いたか、あるいはバザーエネルギーが雨エネルギーに勝ったか,9時には雨が上がって曇り。
バザー日和と呼ぼう
!
いよいよ店開きへ。それにしてもこの量の多さはどうでしょう。
10時開始が待ちきれず物色を始めるお客さん、毎年子供服を確保しようと待っていてくれる常連さん、日本で初めての
冬を前に暖房器具を探そうとやってくる留学生、新生活のために食器や生活グッズを格安に調達しようとする賢いファミリー。

お待たせしました.今年も無事SIAバザーの開店です。
野菜コーナー
  産地の協力者はじめ、会員の畑や庭から直送の葉もの、ジャガイモ,さつま芋,ヤーコン、冬瓜、柿などなど、、、。
   新鮮、安全、格安、愛情たっぷり。今年もこのコーナーは素早く完 売御礼。

生活雑貨コーナー 
   手作りアクセサリー,外国からの土産品、会員手作りの紙人形やペンケース等々、、、、、、。
   会員の思い出と知恵と技とセンスが一杯!
   - 硝子器、陶器、プラステイック製品、電気釜から高級脱毛器具まで、ありと有る生活雑貨!
      ここでは変遷するファミリーの歴史が見えます。
      食器、花器等すごい掘り出し物も身を潜めているコーナー。
ファッションコーナー
   -和服、皮ジャン、ドレス、ジーパン、子供服。正装ファッションから野良着まで。スーパーシニアから乳児まで。
     帽子からハイレグ水着まで。高原からビーチまで、すべてに対応!すてきにおしゃれをどうぞのコーナー。

   -ブーツから学校上履、毛皮バッグから小銭入れまで,様々な袋物と靴類。途中から完売の野菜コーナーの
     場所に移動して,さらにお客さん増加。

交流コーナー
   - コーヒーコーナー
        一杯100円、クッキーかチョコレート付き。

        一杯のコーヒーから、交流が開花。
   - 綿飴とかき氷コーナー
       会員のMORITAファミリーが出してくださった特別コーナー。
       甘い香りが会場に流れて,懐かしさを誘います。かき氷はうす寒のため苦戦とのこと。
       素敵なにぎわいを演出してくれました。
   - 昼食コーナー
       各種炊き込みご飯、お赤飯,サラダにふわふわパン、ハーブテイー等等。差し入れがどっさり。
       忙しい協業の中の特上の交流タイム!

胃袋もご機嫌です
エピローグ

貴重なアガリ
  和気あいあい、汗と楽しい交流のなかで、協業を楽しんだ国際奨学基金支援バザー終了。
  貴重な売り上げは苦学留学生等の支援に!準備から実施までの実践実績はこれからの活動エネルギーに!

         (E.T.記 写真提供 NAKANO,TAKASHIMA
 

                SIA研修会

テーマ「北京オリンピックを通して見た中国」
  写真とミニ感想による報告です

実施 10月4日 午後1時半〜4時
参加者 30名
開場  さがみはら国際交流ラウンジB会議室
講師  及川淳子さん(通訳、翻訳家、中国語講師)
    <氏はSIAの若い会員。北京オリンピック開催時、民放テレビ局のための
     オリンピック取材の通訳コーデイネーターとして仕事された>


講話中の及川さん
 <画像をクリックすると拡大表示されます>
一部 講話
オリンピック開催中は映像や記事で幾度となく伝えられた北京の様子であるが、そこが仕事現場だった講師の目を通して,沸き立つ市民のムードと、厳重な警備体制、市民参加の姿等、写真を使って紹介された。五輪が中国社会に残したのも「全世界が知った中国、中国が知った世界」についての言及、さらには2009年という今後の中国への注目も、温かい目線で語られた前半のトークでした。

①安全対策を最優先したオリンピック開催


聖火を待つ市民と警備。聖火はコース変更し、ついに現れなかった
国旗が街中にあふれていた。緊急に国旗ショップが出現。配達の自転車にも国旗が、、、。
嬉しいことに日本国旗も売っていた。3元。
③盛り上がる人々・・・  避運派と呼ばれる五輪開催に反対の人々はもちろんいるけれど、そうした人々は北京を離れたり,時に拘束されたりして、街にあふれる空気は,五輪開催熱烈応援ムード。地下鉄ホームにも,電車の内部にも、TVが設置され、観戦できる。観戦に夢中になって,時に電車に乗り遅れる!

五輪の色で洋服を作って喜びをアピールする市民、これが彼の五輪参加!

頑張れ中国を印刷したTシャツの母子
④文明応援団  五輪会場の応援をもり立て、仕切る文明応援団。赤い洋服の最前列のおばさん達は、文明応援団と呼ばれる応援リーダー。 一致団結、国家の誇りを傷つけないよう,品よく元気に国際的祭典にふさわしい応援ができるようリードをする。
⑤ ボランテイア  歴史的には中国社会にはなじまなかったボランテイア活動であるが今回、多くの市民が参加。五輪を機会に「志願者」は増加。学生も一般市民も五輪参加を果たす。

学生ボランテイア

道行くツーリストに微笑みでボランテイアする市民

道案内ボランテイアの活動をする市民、終日木陰に座って談笑しながら五輪参加
いつでもどこでも五輪
  参加する選手、応援する人々,外国からの客、北京市民、五輪を呼吸する様々な人々

バッチ交換のために毎日同じ場所に立つ外国人

チケットを求める外国人

卓球の愛ちゃんは人気者
ニ部 座談会

及川さんを囲んでQ&A
 取材の自由は保証されたか?
 日本のメデイアで伝えられた様々な五輪のマイナー情報をどうとらえたか?
  メデイア関係者間の意見交換等あったのか?

 実際にオリンピック応援に出かけた方の感想や情報や質問
 アメリカで観戦した会員からの感想や意見や質問

   中国語を学び,中国文化を学び、中国を愛する及川さんが日本人ジャーナリストとして取材の仕事をされる姿がよくわかった。及川さんの温かい中国観、期待と希望を持って両国でしっかり生き、仕事を続けようとされる及川さんに参加者も真直に問いかけ意見交換が出来た貴重な時間となった。

<参加者の意見>
前半は北京オリンピックの華やかな躍動のレポートでやや失望して拝聴していた。しかし、後半の座談会では参加者の質問に筆を持つ者の良心と本音から北京オリンピックの陰と陽、中国社会の光と影が浮かび上がり講演者の人柄に支えられて感動の講演会。会員の参加が少なかったことが悔やまれる。異言語を学ぶことは、その国の歴史、文化、人、社会を学ぶことを彼女の姿勢から知った。      G,S,さん

今相模原には11000人以上の外国人が住んでいます。その内中国の方が最大数をしめています。こうした機会に中国理解が深まるのはとってもいい事だと思いました。     H.N.さん

ビジュアルな映像と明快な語り口,臨場感あふれるお話は現地体験の集約として実に豊かに伝わりました.オリンピック開催時期の大半を滞在先の米国にいた私は,あの「鳥の巣」の両側で起こっていた事は知る由もなく、及川さの気迫あふれるお仕事ぶりと,中国の人々への温かい視点に感銘を受けるばかりでした.今後の中国に一層注目し,率直な意見交換を交わしながら人と人の交流を深めていきたいと念願しています.          T.Y.さん

北京五輪・・・・過剰な開会式の演出、過剰な警備、過剰な応援などいろいろなことが ありましたが、北京五輪を根本で支えたものは中国人の「おもてなしの心」だったと知り、お揃いのTシャツを着た笑顔サービスボランティアのおばさん達の写真を見て心が和んだひとときでした。 私達もこの「おもてなしの心」を大切にしたいと思います。     M.S.

及川さんのトークは耳に心地よい語り口調で彼女のお人柄に好感を持ちました。及川さんが相模原市民であり、SIAの会員であることを誇りに思いました。
 講話の中で特に心に残った内容;

 オリンピックに万国旗がでていなかったと知り驚きました。
 今中国では80年代以降の人々が中国を動かし活躍しているそうです。(日本の若者にもエールを送りたいですね。)  ★ 国家利益の為となると、開会式の為、雨消しロケットを上げたり、どんなに暑くてもたとえ40度以上あっても天気予報は38度と発表する中国。不思議ですね。(中国製品(食品)の信用回復にはまだまだ時間がかかりそうです。)
  中国の経済はオリンピックの始まる2,3年前から下降ぎみでインフレが始まり、物価は昨年の8%上昇、豚肉の値段は昨年の2倍だそうです。もし、中国で家を購入するには年収の20年分かかるそうです。(都市と地方の経済格差、格差社会は日本と同じですね。)    H.Y.さん

隣国としてこれからどのように中国とお付き合いしていくのが,学ぶ事が多い学習会になった。歴史認識も大事だが、お隣同士として,明日の暮らしを考え,今日の暮らしを語り合い,一緒にこの地球で生きていく隣人という気持ちを持つ事こそ,真の理解と友好に繋がるというメッセージを頂いた。    E.T.

当日及川さんが持参してくださった五輪グッズ


五輪グッズ

閉会式グッズ

北京で配られたパンフレット等

開会式を報ずる新聞

号外
<写真提供:北京の現場写真は及川さん>
 
 

 


     能開綜合大留学生料理大会

        開催日 2008年6月22日(日) 
        場所 能開総合大

 6月22日は、あいにく土砂降りの雨でしたが、年末年始のホームステイを受けられた
 ホストファミリーの皆さんも参加されて今度は留学生のホームでもてなしを受け、
 交流を深めたイベントでした。

 留学生の皆さんが前日遅くまで、そして当日は朝早くから準備してくれた
 各国のお料理に舌鼓を打ちながら、ホストファミリーを囲んで、あるいは友人たちと、
 大いに喋り、そして大いに食べました!

 食後のエンターテインメントも、ユーモアたっぷりに、歌、踊り、武道パフォーマンス、
 ファッションショーと、お国ごとに次々と賑やかに披露され、盛り上がって、その熱気に
 圧倒されながら時間を忘れて楽しんだ3時間でした。

 留学生の皆さん、翌日の試験ももちろん、頑張ったことでしょうね!!!
 お疲れさまでした!そしてご馳走さまでした!(F.N.記)
     <下の写真をクリックすると拡大表示されます>
 

SIA民際パーテイー2008

  実施日時 2008年6月29日、午後2時〜5時天候:雨、
  会場:相模原市大野北公民館 大会議室
      参加の皆さんが受付開始前からぞくぞくと詰めかけて、、、。
      開始の2時には会場内で椅子を探すのが難しい盛況ぶり。

■■ プログラム1  私の伝えたい事

日本に住む各国の若者達が自分の思いや考えを伝える貴重な文化交流プログラムです。
外国人から見た日本、日本にいて思う祖国、自国のお国自慢、そして日本の若者の
外国体験などなど、、、、、、。

印象的なメッセージを紹介します。
日本の女性や若者はなぜ髪を茶色に染めるのでしょう。黒い美しい髪を持っているのに
  本当にもったいない!(中国 Cさん)

自分の祖国はここで政治体制が変わり,民主制に移行しようとしている。大変嬉しい。
  日本が築いてきたこの平和な国家に祖国も学んでほしい。平和な民主国家になっていく
  ことを切に願っている。(ネパール Gさん)

アメリカで暮らした経験から、自分の意見を明確にして相手に伝えること、
  思いを言葉にしてしっかり伝える力を持つことの大切さを、生きる力として
  沢山学んだ。(日本 Kさん)

来年は私が意見発表をしたいと受付に申し出てくれた若者もいて、また来年に事業が繋がります。

■■ プログラム2 パホーマンス

会員のTさんが主宰するハンドベルグループのパホーマンス優しいく穏やかなベルの音色が会場に広がります。ベルの奏でるメロデイーに合わせてきらきら星の童謡を合唱。

美しい民族衣装で踊るタイの踊り。
踊りに浮かれて飛び入りした若者,思わず踊の環に加わった若者や子供達!

パネル落語というジャンルがある事をはじめて知りました。
新たな文化との出会いです。ここでは日本の文化との新しい出会いもあります。
語りに合わせてパネルを使った場面展開をし,「じゅげむじゅげむの落語」を一語り。
会場のお子さんがおもしろがって、じゅげむじゅげむナンタラカンタラ・・・・・、
の長い名前をパネルの絵にそって覚えてしまい、大人をびっくりさせたりしていました。

■■ プログラム3  交流タイム

何と言っても一番のおたのしみは交流タイムです。
インドネシア料理あり,中国料理あり,タイ料理あり、韓国料理あり。
もちろん日本料理も。会場にあふれる参加者の皆さんは、舌鼓をうちながらも、
多いに語り情報交換を楽しみました。

■■ エピローグのダンス

表情筋と胃袋とハートをたっぷり使ったパーテイーの閉めはインドネシアの美しいダンス。

宮廷で客をもてなすダンスとか。つまり、宮廷でしか見ることができないダンスを堪能できたパーテイーの参加者達でした!

最後の最後はSIAの交流会おきまりの、全員参加型交流ダンス。インドネシアの「ぼちょぼちょ」。民衆のダンスです。さしずめ日本の盆踊りですね!

来年もまたここで楽しい出会いをしたいと心に期して閉会!
 

 
 

 
 

*****   2008年度総会実施   *****

 
4月29日2008年度の総会が実施されました。いよいよ新体制で活動が始ます。
新理事長に西川富貴子氏が就任しました。
■2007年度事業報告
<2007年度の主な事業>
4月29日 定期総会
5月16日〜7月4日韓国語講座 全8回
6月24日 民際パーテイー
7月7日〜2月16日  モンゴル学習会 全3回
8月21日〜8日16 日本モンゴル文化交流プロジェクト実施
9月22日、10月3日 デジカメ研修会 (全2回)
10月21日 さがみはら国際交流フェステイバル2007参加 (バザーによる参加)
12月30日〜2008年1月2日 能開総合大留学生年末年始ホームステイ実施
2007年度活動内容
○交流、学習活動
①パネルデイスカッション(総会2部)『ホームステイは楽しい』参加者56名
②民際パーテイー 多文化スピーチ『私が今伝えたいこと』とパフォーマンス
  参加者110名
③日本、モンゴル文化交流プロジェクト2007
  ホームステイ、文化交流講習会、歓送迎会  参加、協力者 約90名
  学習会3回 「モンゴルを知ろう」等のテーマ 参加者延べ130名
④能開総合大留学生年末年始ホームステイ実施  ホストファミリー:13家族、
⑤韓国語講座 『初めての韓国語』全8回  参加者延べ(     )
⑥デジカメ研修会 全2回 参加者延べ19名
○広報活動
①国際交流ニュース発行 6回:  編集会議、編集、発送作業
②ホームページ 「SIAへようこそ」 http://www.sia-jp.net更新(随時)
③SIAネットによる情報発信(随時)
○支援活動
①     教育支援: 日本語支援(高校1校)、通訳支援(6回)、国際理解教育支援(1校)
② 国際奨学金贈呈式協力(2回)
③ 国際奨学金基金づくり支援:バザー実施(バザー物品提供者100名、バザー実施参加者延べ75名
     (含む前日準備協力者))    ネットオークション(随時)
○外部団体等との連携
 能開総合大入学式、卒業式、日本語研修開、閉講式、研修発表会等出席、
 ロータリークラブの国際理解研修会協力
 国際交流ラウンジ運営委員会に運営委員を送る
 さがみはら国際交流フェスティバル2007に参加・協力
 教育委員会地域連絡協議会委員
○ 運営
総会、理事会開催(8月を除き毎月実施)会員アンケート実施

■2008年度事業計画
◇ 交流と学習活動
①         お話とテイーパーテイー:「伊倉二郎さんを囲んで」(総会二部)4月29日
②         民際パーテイー 6月29日 (実行委員募集)
③         韓国語講座 5月7日〜6月25日 (毎水曜日、全8回)
④         学習会「江戸時代の韓流ブームをもたらした朝鮮通信使」
⑤         東南アジア学習会
⑥         ヨーロッパ学習会
⑦         モンゴル文化交流ツアー (7月下旬)
⑧         能力開発総合大学校年末年始ホームステイ実施
◇ 支援活動
①     教育支援:日本語支援、通訳支援、国際理解教育支援
②         国際奨学基金支援:バザー実施による奨学基金支援 (バザー実行委員募集)
     国際奨学金贈呈式(2回:4月、11月)
◇ 広報活動
① 「国際交流ニュース」発行 年6回
② SIAホームページ編集更新 (随時)
③         SIAネットによる情報発信 (随時)
◇ 運営
①         定期総会開催
②         理事会開催(月1回 ただし8月を除く)

*****   総会二部   *****

伊倉二郎さんを囲んで
        

伊倉節が穏やかに、時に切り口鋭く会場に流れました。飾り無く、真っ正直で、まっすぐで、包み隠さず、とつとつと語られる伊倉さん。初めて知る相模原の歴史があり,伊倉二郎の生き方があり,平和の問題があり、、、。

印象的だった2話
 ☆ なぜ市会議員を一期だけでやめたのか。
二期三期と議員を続けていると,議員活動に忙しくて市民ボランテイア活動を続ける事が出来ない。多くの議員は自分の議員当選や議員活動の為に市民活動を使っているのではないか。本当の市民活動というのは逆ではないかと思った。ずっと議員をやっていたら,必要な活動を十分に続ける事が出来なかったと思う。

☆ 若い頃、二回拘置所に入った経験がある。
一回目。米兵に乱暴されそうになって叫んでいる14歳の女の子を助けるために,体を張って米兵と格闘して女性守ろうとしたら,数名の米軍警察官がどっと駆けてきて拘束された。ピストルで撃たれても不思議ではない時代だった。

二回目。
1955年5月の砂川闘争に参加していた時だった!
砂川闘争と聞いてうなずく人が多い会場。参加者の年齢が解ります。
あの闘争があったからこそ、砂川には基地がないではないか、と伊倉さん。
激動の時代を正義感と平和希求の信念を貫いて生きてきた伊倉さんの語りをお聞きした一時間でした。

一昨年フィランソロフィスト賞を受賞された伊倉二郎さんの姿は以下のサイトでご確認ください。http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/02_saga/2006_3/09_21/saga_top1.html


相模原市国際交流協会(SIA)2008年度総会のご案内
 日時 2008年4月29日(火)  午後1時30分~4時30分
 場所 大野北公民館大会議室(JR淵野辺駅南口下車徒歩1分)

 
第1部 総会、(1時30~2時20分)

   1 開会の言葉
   2 理事長挨拶
   3 来賓紹介
   4 議長選出
   5 書記委嘱
   6 議事
    (1) 2007年度事業報告 決算報告
    (2) 2008年度~2009年度理事長、理事、監事選出
    (3) 2008年度事業案及び予算案
    (4) 規約改正
   7 書記解任、議長解任
   8 2008年度の活動紹介
   9 閉会のことば

 第2部 伊倉さんを囲む交流の会(2時30~4時30分)
       2部は非会員の皆さんも大歓迎です。
    ☆交流会伊倉二郎さんを囲んで
    ☆二胡の演奏
    ☆テイーパーテイー
 
 
 
 

 目で見る民際パーティ2007
      Date: 06.24      Place: 相模原国際交流ラウンジ

  今年も民際パーテイーがにぎやかに楽しく開催された。

■ 開会に続くスピーチタイム 「今伝えたいこと」
   日本の、モロッコの、中国の、ドミニカの、インドの若者たちのスピーチ。
JICAでアフリカに出かける若者、日本の不健康な若者に健康をメッセージする若者、
お腹に赤ちゃんもいるがんばりやの幸せな未来ママ、子育て文化を語る現ママ。
どのスピーチも比較文化の教室にいるような、新鮮な驚きと発見と時に共感を
持ったスピーチタイムだった。
   
   <<写真の上でクリックすると拡大表示されます>>

photos by Shirai and Taka

 パホーマンス
   タイのダンス、インドネシアの歌とダンス、南京玉簾、マンドリン演奏
音楽、演技は国境を超える。実に楽しいひと時。心和みました。

インドネシアの踊り

参加者も飛び入りして南京玉簾

マンドリン演奏

 交流パーテイー
   なんといっても数カ国の料理と会話で交流する交流パーテイーは圧巻、いやおいしく、楽しく、
にぎやかで、、、、、、。笑顔と友好の種が参加者の胸に一つまた一つと蒔かれて行くのでした。
来年もっと多くの皆さんとお会いしたいもの!

 お料理の説明

「永遠の友好を誓って!」・・・伊倉氏

「うまい!」・・・和食コーナー

イスラムのお嬢さんも交じって

春餅もあります

ダンスと歌で締める

中国料理コーナー

タイ料理とインドネシア料理
 
 




みんなで作った民際パーティー 

 SIAの伝統行事「民際パーティー」は、6月25日(日)120人を超える参加者(外国出身者50人)を迎えて大野北公民館で開催されました。
 オープニングは津軽三味線・太鼓・尺八の演奏に合わせて鮮やかな衣装と小気味良い切れ味の舞踊。そして「今日は参加された皆さんが主役です!」という高嶋理事長の挨拶を皮切りに、盛り沢山、国際色豊かなイベントが展開されました。
               <写真の上でクリックすると拡大表示されます>

●多文化スピーチ『私が今伝えたいこと』

レジナ ドノバンさん(アメリカ・相模台小6年生):一輪車が楽しい。日本とアメリカでたくさん友達を作りたい。
陳毅立さん(中国):東アジアの国々は人種・稲作・漢字など共通事項がたくさんあるから、ヨン様のような潤滑油になる人や組織があれば理解のギャップを最小限にすることができると信じている。
籾井セシリアさん(ペルー):モザンビークでNGOの一員として活動した。食べる物にも不自由している国があることを豊かな日本の人たちに知ってほしい。自分の夢や目標があれば必ず何かを得られることを信じている。
保坂真美子さん:小学校のときからアメリカ・フランスと海外で過ごした。生活習慣や文化の違いに戸惑ったが、コミュニケーションは伝えたい気持ち、理解しようとする気持ちが大事であることを学んだ。

アクハマド イスナエンさん(インドネシア):大学までをジョグジャカルタで過ごした。現地の仲間の地震援助活動を応援する募金に協力をお願いしたい。

●京劇「挑華車」
 京劇の若手俳優趙永偉さんが、本格的な衣装とメイクで登場して大舞台さながらの立ち回り。圧倒されるばかりの雰囲気の中に観客は引き込まれ、感嘆と拍手で、まさに会場が一体となった瞬間でした。

●交流パーティー
 インドネシア・ベトナム・中国・ブラジル・日本など各国のお料理を味わいながら、活発な交流が繰り広げられ、参加者は至福の時を過ごしました。

●太極拳にチャレンジ
 真っ白な衣装の宛さん。その音もなく流れるような演技に、会場は水を打ったように静かになり、続いて全員参加で無心に倣った後には不思議な満足感がありました。

●アピール『私からもひと言』

ベベニオンさん(ベナン共和国):自分が探していた場所がまさにここにあった。グループのセミナーを開きたい。

杉嶋俊夫さん::トムスクに住んで子どもや若者たちの変化を見てきた。国際交流ラウンジのロシア語講座講師の予定。

民際パーティーに参加して

   中国京劇院国家一級俳優 趙永偉

 この度、相模原市国際交流協会主催の民際パーティーにて中国の古典伝統芸術京劇を紹介することが出来、たいへん光栄に思います。この様な非常に貴重な相互交流の場を準備された会員の皆様に、心から敬意と感謝の意を表したいと思います。私が今まで参加した会の中で、今回のパーティーは、まさに国際的な大家族の集まりという感じで、たいへん印象深く楽しい思い出となりました。

 私は、日本の伝統芸術を研究する為に来日し、日本語教室で日本語を学んでいます。先生方には日本語だけでなく生活面でもいろいろと親切に教えて頂き、日本の社会の温もりを感じています。これからもっと日本語が上達したら、将来は日中文化交流の架け橋になりたいと思っています。今回のパーティーの公演では芝居の内容を翻訳したり、練習場を探したり、わざわざ道具を作り、敵の将軍を演じて下さった先生もいらっしゃいました。この様な先生方のご協力がなければこの公演はできませんでした。この紙面をお借りして心から感謝申し上げます。

 今後も機会があれば、この様な文化交流の場で、中国伝統京劇のすばらしさを紹介させていただき、是非日本の皆様に楽しんで頂きたいと思います。


★民際パーティーは実行委員、スピーチ・パフォーマンスやお料理の方、そして一緒に楽しんでくださった方それぞれみんなで作り上げた出会いと交流の空間でした!!!  (林陽一・西川冨貴子)



        参加型の活動を
                          理事長 高嶋榮子

 2006年度の総会が終了しました。
今年もこの素晴しい仲間たちと、活動と思いを共有している喜びを、再確認しています。
思えば二十五年の歴史を持つ本協会、大野力理事長が生みの親として、同時に育ての親として、二十歳まで手塩にかけて育てられたのです。時代の激流下にいて、今に流される事なく、活動の理想と理念を明確されて牽引された、人間主義に徹する、優しくそして強靭なリーダー、大野さんでした。
そして、二十歳の成人を迎えた協会を引き受けられた八木宏治郎理事長。理想を見失わない、バランス感覚のある八木さんとの活動の記憶は、未だ過去と呼びたくない新しさです。
SIAを成人した組織としてとらえ、役割分担を大事にされ、担当に任せて活力をアップさせながら活動推進をされた、信頼できるリーダーでした。
八木さんが急逝され、理事長代行を引き受けて、悲しみを超えて、自然体で路線をしっかり継承され、活動の牽引をされた吉村さん。交流活動への情熱と実践力には心底脱帽する、素晴しい仲間です!
今、会と共に年を重ねたといえる会員の大部分は、シニア世代に突入しています。大人としてのバランス感覚を持ちながら、鮮度のいい発想と行動力、蓄積してきた実践ノウハウを持った、信頼できる仲間としてのシニアたちです。      もちろん現役職業人の元気な若手もいます!が、年齢に関係なく、私たちの願いは、国籍を越え、年齢を超え、ジェンダーを超えて、一個の人間として繋がりたい、支え合いたいという思いです。その事を活動の基本理念にすえて、営々と活動の展開をしてきた四半世紀でした。

 2006年度、総会では、あえて、「参加型の活動」を目指したいとメッセージいたしました。
 民際パーテイーやバザーで、あるいは研修旅行、学習会で、生身で出会い、話し、耳を傾けあい、汗を流し、時にはおいしく胃袋を使って交流する体感型の参加。思いや意見を、交流ニュースやホームページで交換し合う参加のタイプ。どれでもいいのです。会員の皆さん全員が、様々な手法で、参加実感を持てる年になったらと切望します。

 今年、新たに大野台に確保できた協会の新拠点「SIAサテライト(仮称)」は未知数の可能性を秘めています。ここは会員の稲場さんに提供していただいたコンテナハウスです。会員の自由活動の拠点として、新たな企画をもくろみたいものです。ワークショップ、言語学習、現役時代の特技ノウハウを生かして仕事を見つける場所!!

 2006年度、一人でも多くの会員の皆様と出会いたい、そして新会員の方も交えて、夢を語りたい、交流したい、協業を楽しみたいと願う、新理事長の高嶋です。どうぞよろしく!




    SIA2006年度事業スタート

 5月28日総会を行い2006年度事業計画が決定し、SIA2006年度事業が本格スタートしました。

 会員、外国籍の方々も含む市民の皆さん、若者たち、そうした皆さんと交流しあえる参加型の活動を
 目指しています。

 どうぞ民際パーテイー、学習会など、活動の輪にはいってください。お待ちしています!

 1. ミニシンポジューム、民際パーテイーの実施
    ミニシンポジューム(総会2部)
    民際パーテイー (6月24日実施予定)
 2. トーク.イン.コンブ開催(学習会、講演会、スタデイーツア−実施等)
 3. 韓国光明市国際交流協会との交流(相模原市青少年を光明市へ)
 4. 東南アジア学習会(カンボジア学習会等)
 5. 国際奨学基金への協力(バザー実施その他)
 6. 国際交流フェステイバル参加
 7. 教育支援活動(日本語.支援、通訳支援等)
 8. 能力開発大学校留学生の年末年始ホームステイ
 9. JICA留学生他のホームステイ受け入れ
 10. 国際交流ニュースの発行
 11. ホームページによる情報発信
 12. 新拠点、「SIAサテライト」の整備と活用
 13. カンボジアツア−の実施(8月3日〜)
 14. パラオの旅(パラオの食文化学習)
 15. グーテンホーフ光子の足跡をたどる旅の報告会














      SIA学習会のご案内         
                       カンボジア講話

 1、 日時 2006年2月18日(土) 15時〜17時

 2、 会場 三栄ハウス4階 オープンスペース
        相模大野3−20−1 ℡ 042−702—7511

 3、 講師 河野忠生氏
        NGOクメールジャパンチャリテイ オーガニゼージョン
        KJCO所属

 4、 内容
        在日のカンボジア人家族との関わりを通して知った、カンボジアが
        今抱える学校教育の問題、環境問題、女性の就労問題等を共有し、
        私たちにできることを考えたいと思います

  5、参加費 
        無料

  6.会場へのアクセス(地図参照)
        小田急線相模大野駅下車 伊勢丹デパート側 徒歩4分
        伊勢丹前信号「相模大野」右折、谷口陸橋方面へ10秒です。



 バザー成功のお礼  

10月30日。晴れ。

我がSIAは国際交流ラウンジフェステイバルに参加。国際奨学金基金づくりと会員交流を目指して、大バサーを実施しました。

無農薬野菜にくだもの。リサイクルのブランド品から新品衣類はじめ多数のすばらしい雑貨類。果てはかわいいぬいぐるみや絵本まで。会場となった相模原市大野北公民館駐車場は寄せられた善意の品々が一杯。掘り出し物が一杯。びっくりする格安値段!

応援に駆けつけた会員の皆さんや、今年もこの機会を待ってやってきてくれた留学生さんたち、地域の方々と交流しながら宝探しのお手伝い。会場一角のコーヒーコーナーでは、沖縄ドーナッツのアンダーギーも出て、こちらも交流の花盛り。

こんなにたくさんの品が一日で売れるのかしらという心配は杞憂でありました。

野菜・果物はもちろん、里山整理をして焼いたという輝く竹炭も完売。衣類や雑貨も若干をのこして売りきる大盛況。

多くの協力者からただいた善意が交流の輪を生み、国際奨学金基金としてさらなる夢につながるバザー、愛されて活用され、今は使命を終えた衣料や不用な雑貨たちが、また新たな命をもらって輝く場所へ移動していくお手伝いをすることが出来たバザー、達成感を実感できたバザーの一日でした。

売り上げ成果も上々!

ご協力に感謝いたします。

来年もまたバザー会場でお会いしましょう。

来年こそバザー会場へお越しください。

(衣類売り場で楽しんだE..T.)

■■■■  バザーのお知らせ


                ==>  info@sia-jp.net


■■■■  ベトナムアンサンブルコンサート2005のご案内 

★日時 10月21日 (金) 開場 18:00
                  開演 18:30

★会場 相模原市南市民ホール

★主催 '05ベトナムアンサンブルコンサート相模原公演実行委員会

★後援 相模原市/ 相模原市教育委員会/ 相模原国際交流協会

★コンサート協力券 2,500円

★問い合わせ  電話 042ー741ー0232
           ホームページ http://www.j-press.net

★ポスター
   




■■■■  005年度事業計画   (5月22日、2005年度定期総会実施)   

○ 交流活動

ホームステイ
 橋本台にある職業能力開発総合大学校(能開大)留学生やJICA研修生のホームステイの受け入れ

★能開大留学生
   年末年始:ホストファミリーで日本の大晦日と正月を体験してもらい、
   日本の伝統文化理解相互の文化交流を図ります。

★JICA留学生
   旧盆の時期:JICAからの要請をうけて、ホストファミリーを紹介し、
   日本文化の理解と相互交流を図ります。

交流会の実施・参加

★ミニシンポ(ミニシンポジューム)と交流パーテイー実施
   定期総会の2部として、「相模原市にいる若い外国籍の方々の話を聞く会」を開催し、
   4名パネリストの異文化体験の発表初め、参加者との意見交換を行います。
   ボランテイアから提供された世界の食文化を楽しみながら、友好と相互理解を深めます。

★国際交流ラウンジフェステイバルへの参加(10月予定)
   奨学基金支援のバザーと併せて、相模原市国際交流ラウンジに集う多くのかたがたとの交流を図ります。  

○ 支援と交流活動

★国際奨学資金への協力活動
   世界各国からの私費留学生に年2回の奨学金贈呈を行います。
   基金は古紙・アルミ缶回収バザー収益、寄付金などを財源として運営します。
   市広報に春・秋2回、奨学金受給の要綱を掲載します。

   ◆4月3日 奨学金贈呈式実施し、サクラ祭りの会場で受賞者・推薦者の家族を交えて
    交流会をおこないました。   
   ◆10月、国際交流ラウンジフェステイバルでバザーを実施し、基金づくりに協力します。

★教育支援活動  
   市内小・中学校の日本語を母語としない子ども達への言葉、生活の面からの支援を行います。
   日本語指導者派遣とともに、通訳の依頼にも可能な限り対応し、多様な国籍の子ども達が
   一日も早く学校生活に慣れ、楽しく勉強ができるような支援活動をめざします。
   併せて小・中・高の各学校や公民館からの要請に応じて、国際理解、異文化交流などの
   講座に協力します。

○ 研修と交流活動

★トーク学集会
   各国の歴史・文化・人物などについて楽しく学びながら相互理解を深める学集会を行います。
   ◆トーク・イン・コンブ
    1996年来続けてきた日韓・朝に関する相互理解のための学習です。
    学習会、研修会を実施します。    
   ◆日中相互理解研修
    1993年から中国への「日本語教師派遣」を開始し、その後日本語図書贈呈などの
    事業をしてきました。今年は、とりわけ、今日的課題として、「日中相互理解のための学習」を
    計画します。
   ◆パラオツアー
    1999年から続けているパラオ共和国ペリリユー小学校への教育支援交流、
    自然観察はじめ戦死者の追悼もこめたツアーを実施します。(実施予定2006年1月)
   ◆「グーテンホーフ・光子の生涯探訪」ヨーロッパツアー
    2003・2004年度と2回実施し好評だった「グーテンホーフ・光子」学習の場を
    ヨーロッパに移して光子の足跡を辿る旅を検討しています。
   .◆「ミャンマーとはどんな国」学集会とミャンマー訪問ツアー
    2004年実施したミャンマー学集会をさらに発展させてアジア学習を深め、
    ミャンマーについては、更なる理解を深める体験の旅を検討しています。

○ 情報発信

★ニュースの発行 
   通巻235号となり、内容充実の評価が高い協会機関紙「国際交流ニュース」の発行を
   本年度も続けます。年間9号発行の予定です。

★協会パンフレットの発行
   活動理解をめざしたパンフレットを発行しました。(5月中旬)一層のSIA活動の理解を図ります。 

★SIAホームページの運営を継続し、会員外の皆さんへ広範な情報発信を目指します。

■■  総会2部

ミニシンポジューム「相模原にいる若い外国籍の方々の話を聞く」!!

   出席者パネリスト:4名
   コーデネーター:SIA理事Nさん
   フロアの参加者:約100名(会員、高校生・大学生、一般市民、パネリストの友人の外国人)

◇AWさん
 インドネシア・スマトラ出身 26歳。男性。既に一回の日本留学を終えて、
 母国インドネシアの能力開発訓練校で指導者として仕事をしていたAWさん。
 さらに勉強したいと再度の留学を果たした勉学意欲に燃える青年です。
 今は職業能力開発大学校(能開大)修士課程で機械工学を学んでいます。

 日本での生活は慣れていて、困ることはありませんが、悩みは母国に残した恋人と
 遠距離恋愛。でもメールなどを使ってよい関係をキープしているとか・・・。

 日本人について、「日本の若者はシャイ。こちらから話しかけないと、なかなか
 友達になれない。でも、思い切って話すと親しくなれます」と・・・・。

 たっぷり研鑽を積んで母国に貢献したいと願う向学心に燃える実直な若者でした。

◇ADさん
 ウクライナ・キエフからの留学生ADさんは、慶応大学で日本語と日本について学び、
 帰国後は外務省に勤務することが決まっている青年。男性・25歳。

 彼も、日本は2回目。高校時代に日本の高校に体験入学した経験を持っています。

 学習中の日本語を含め、ウクライナ語、ロシア語、英語を理解し話すADさん。
 複雑な変遷を得て今日に至る彼の母国の歴史的事情によると本人は語っていましたが、
 会場からは感嘆の声が上がりました。

 ADさんは、なぜ日本を選んだのかを、こんな風に語りました。「外交官を目指す仲間たちとは
 違った自分らしい選択をしたくて、ヨーロッパなどに比べて決してメジャーではない日本を選んだ」と。
 そして「その選択はまちがっていなかった」、そう語って、日本と母国ウクライナが
 今後さまざまな分野で友好的な関係を結んでいくための仕事ができるよう勉強していきたいと、
 美しい日本語で抱負を語っていました。

◇PTさん
 タイ・ウボン出身のPTさん。男性23歳。

 職業能力開発大学校(能開大)4年生。電子工学を専攻。帰国後10年間は、
 国費留学生の務めとして、公務員として勤務し、技術指導者としての仕事をすることに
 なっているそうです。

 将来の夢は・・・・
 「お金持ちになりたい」と明解な答え。故郷の現実を見ると、夢の実現にはまず「経済的環境の
 確立が先決」と・・・。「アメリカンドリーム」ならぬ「アジアンドリーム」を創出しようと
 爽やかな野望を語る青年でした。

 PTさんは来日前の日本情報をアニメから得ていたそうで、日本の街はロボットがあふれていると
 思っていたとか。なのに、今住んでいる相模原は畑あり田んぼあり、緑もたくさんあり、
 タイの故郷ウボンの風景とあまりかわりませんと・・・・、会場を笑わせてくれました。

 PTさんの日本人観・・・・曖昧な表現をする人が多い。相手への思いやりや傷つけない配慮が
 そうした形で出てくるのでは?・・と、温かい視点です。でも、こちらから話しかけないと
 話しをしてくれないシャイで、外国人との友達づくりにあまり積極的でない日本人の若者と、
 できればもっと親しくなれたらと思いを語るPTさんでした。

◇TEさん
 中国・瀋陽から帰国し、城山高校3年生のTEさん。女性。19歳

 日本に帰国するまで、日本人はみんな和服で生活しているとおもっていたTEさん。
 日本に来て、経済も文化もなにもかも進んでいて、びっくり。緑も多く環境への配慮も進んでいると
 感じたと率直にかたってくれた。

 日中の戦争に関する歴史学習も十分にしてきたというTEさん。日本に来て、日本のよさや
 美しい古都の伝統などに触れ、そうした日本のよさも中国に伝えたいと考えるようになった・・と。
 そして、今大きな課題となっている日中の摩擦を解消するための架け橋になれるような仕事を
 したいと、将来の夢を真剣まじめに語ってくれる紅一点の高校生です。

 日本の生活文化で違和感を持ったこととして、日本人は形式的な挨拶が多くてつまらない・・・・、
 先輩・後輩の関係が厳しい・・・・、そして女性特有の礼儀作法が強調される・・・・そんな風に
 日本社会を新鮮な目線で見つめて語ってくれました。

◇◇
 まじめで率直でウイットに富んだ4人は、将来への夢や目的意識をしっかりもった
 すばらしい若者たちでした。日本の若者たちにこうした外国人留学生たちや異文化の中で
 生活してきた若者たちともっと交流し、学びあう機会を持ってほしいと実感した、ミニシンポジュームでした。

■■  交流パーテイー (参加者約100名)

  <写真の上でクリックすると拡大表示されます>

ミニ・シンポジュームに続いての親睦パーテイー。

テーブルの上にはボランテイアの方々や留学生の方々が腕を振るった国際色豊かな食文化が
並んでいます。主役はミャンマー料理、インドネシア料理。

ミャンマー料理の圧巻は、大鍋に入った春雨スープ。じっくり煮込んだ骨付き鶏肉スープにきくらげ、
湯葉、ゆりの花等々たくさんの具入り。唐辛子を効かせていただく美味で豪快な料理です。
ミャンマーでは「キャサンハンガ」というそうです。ミャンマー、カレン族出身のNさんの協力で
出来上がった一品とのこと。

ミャンマー料理のバナナケーキ、タピオカも大人気。

一方隣のテーブルのインドネシア料理は、「ビーフンゴレン」と呼ばれる米粉を原料とする
焼きそば風料理、「クルブックウダン」と呼ぶ煎餅、「プルクデエルジャグン」と呼ぶ揚げ物などが
たっぷり。会員のYさんと留学生のみなさんの共同作品でした。難しいな名前ですが、
味はなじみあるおいしさです。

さらには会員や市民ボランテイアの皆さんから提供されたケーキ、サンドイッチ、お寿司、果物、
漬物、飲み物・・・・・・・ご馳走あふれる会場になりました。

食は話題をゆたかに、心を優しく、舌を滑らかにしてくれます。会場の一角ではシンポジュームの
パネリストを囲んで話がはずみます。また一方では会員同士の情報交換が盛んです。
あるいはまた、高校生同士、大学生同士・・・、会員と留学生、おばさんと若者・・・、
おじさんと・・・等等。

入れ替わり立ち代り、人の輪が生まれ、新たな出会いが生まれます。

大いに語り、最後はセブンステップゲームでまた盛り上がり、楽しく明るくパーテイーは終了しました

大勢の若者たちの参加は今年の総会の大きな収穫でした。この懇親パーテイーをバネにして、
SIAの2005年度がスタートしました。  



■■■■  総会と交流会へのお誘い                            

                                   2005.4.27

   *日時  2005年 5月22日(日)    午後 1時 ~ 5時 

  *場所  大野北公民館 (淵野辺駅南口  Tel 042-755-6601)

  *第1部 総会             午後1時~2時

  *第2部 交流会 ◎ ミニシンポジウム  午後2時~3時30分  
                「相模原にいる外国籍の若者たちの話を聞く会」 
                ウクライナ、中国、ベトナム、インドネシアなど多くの国の                
                方々に参加をお願いしています。

              ◎ 懇親パーティ     午後3時30分  ~午後5時
                今年は本場のミャンマーのお菓子や料理
                そして去年好評だったインドネシアの料理
                お寿司、サンドイッチ、手作りケーキなど

 *会費 500円 (子ども無料)  お菓子、お料理の持ち込み 大歓迎!


協会では、能開総合大の留学生の年末年始のホームスティ 
受け入れや、国際奨学金の贈呈などを通じて市内に住む若い
外国籍の方々の支援をしています。 去年に引き続き、今年も
彼ら、彼女たちの夢や、日頃感じている悩みなどの本音を聞き、
会場の皆さんと意見を交換したり、飲んだり、食べたり、おしゃべり
したりしてお互いの理解を深めていきたいと考えています。
 

今年の交流会も、ワイワイ、ガヤガヤ、 楽しい会になりそうです。
 交流会はSIAの会員でない方も大歓迎です。 どうぞ皆さん お誘い合わせ
 多数ご参加下さい。        

               問い合せ先  SIA事務局 坂野(042-754-6626)

  <お願い> 総会の時 持ってきていただきたいもの

          ★ 2005年度年会費
           ★一抱えの古新聞紙(奨学基金の古紙回収に協力しています)




リコーダーをゆずって!

      パラオの子供たちにプレゼントするリコーダー募集中!
      1月に訪問するペリリュー島の小学校へ今年も楽器を贈ります。
      使わなくなったリコーダーをお持ちの方、またお心当たりのある方は
      ご連絡お願いいたします。
 

一緒にパラオへ行こう!

      まだ間に合います!パラオツアー の申し込み。
      2005 1月31日(月)~2月7日(月) 費用 18万円(航空券、
      宿泊、食事込み)
楽園の海クルージング、シュノーケルダイビング、
      学校訪問などSIAならではの特別企画。
      現在参加予定者7名。あと数名のご参加を期待しています。
 
               日程表は「ここ」

               お問合せ先
               SIA担当理事 小林
               Email:mmkoba@jcom.home.ne.jp




お知らせ
        さわやかな秋の一日、SIA「トーク・イン・コンブ」の活動として、
            下記のような研修ツアーを企画しています。

「李方子(イ・バンジャ)妃を知る」三島 楽寿園ツアー
     日  時               11月21日(日)雨天決行
     募  集              会員・家族・友人 24名
     ■交通手段              小型サロンバス 
     会費              約7,000円(会員割引有)
     集  合              7:15 大野北公民館前
                             7:45 相模大野駅南口ロータリー
                             三島楽寿園・楽寿館・郷土博物館・柿田川湧水など
                            見学および学習
     ■解  散              17:30~18:00 集合地

<申込・お問い合わせ>  e-mail  info@sia-jp.net

李方子妃
 1920年、李方子妃(梨本宮方子妃)は日本の皇室からただ1人朝鮮王朝に嫁がれ、
約50年間、日朝韓の不幸な歴史の中で生きて来られました。
垠殿下と結婚後、別邸であった三島市の楽寿園・楽寿館を度々訪れられ、心の悩みを癒された
とのことです。
 日本では今『冬のソナタ』で始まった韓流ブームの中で、日韓文化交流が盛んに行われて
います。そうした中で明るい日韓関係の未来に期待し、日朝韓の重い歴史を背負って強く生き、
晩年は韓国の社会福祉事業に全力を注いだ女性「李方子妃」を知りたいと考え、三島への
研修の旅を計画しました。
 今何故李方子妃を?との声がありますが、数年来当協会と友好関係にある韓国光明市に
方子妃が晩年情熱を注いで建築された「明暉園」があったことが発端です。

トーク・イン・コンブチーム




お知らせ

日韓青少年交流in相模原  

  要注意、 会場変更 !

 SIA相模原市国際交流協会は、韓国「光明市青少年の家」からの依頼を受けて、韓国光明市の
青少年の訪相プログラムを支援することになりました。
11月25日(木)~28日(日)まで光明市の高校生26名(学校長推薦)と引率者8名が
相模原でホームステイをして相互の交流を深め、未来の更なる交流へと夢をつなげます。

      25日(木)                      東京泊
      26日(金)                      市役所・市立博物館等訪問                                                      光明相模原高校にて交流 
                           会員・市民交流会
      27日(土)                      ホームステイ家族と過ごす
      28日(日)                      帰国

会員・市民交流会
      日時:11月26日(金) 17:30~19:30
      会場:あじさい会館 展示室
         相模原市富士見6-1-20
           交通:JR横浜線相模原駅または小田急線相模大野駅よりバス、
       市民会館前、警察署前下車、共に徒歩5分

      参加費:500円
      申し込み:info@sia-jp.net

 今回の交流プログラムを企画した韓国光明市の「青少年文化の家」は、韓国の文化観光部が
1998年からソウルを皮切りに設立してきた「青少年が文化を学び情報を得ながら余暇を
楽しむことを目的」とした新しい総合学習機関です。
 よりよい日韓交流の一層の充実にむけて、楽しみながら実りある取り組みを目指します。

日韓青少年交流プロジェクトチーム




             
          

秋も深まり、例年ですと北から紅葉の便りが聞えて来る頃ですが、先日の新潟県中越地震の被害が日を追うごとに大きくなり痛ましい限りです。 未だに余震に脅えながら避難生活を送っておられる方々のことを思うと胸が痛くなります。

このたびは、国際奨学基金支援のためのバザーにご協力いただきまして、まことにありがとうございました。

当日(1024)は、台風の後、天候にも恵まれ大勢の人が集まり大盛況。

皆さんからたくさんの品物をご提供いただいたおかげで、当初目標をはるかに越えた収益を上げることが出来、そのうち12万円を国際奨学基金支援金として有効に使わせていただくことになりましたので、お礼かたがたご報告申上げます。

当基金では、私費で頑張っている外国人留学生、帰国子女(中国残留孤児のご家族の方々)、難民の皆さんへの支援を始めて16年が経過しました。その間、古紙回収作業や、善意のある方々の資金援助に支えられながら、贈呈者の延べ人数も250人を越え、対象となった留学生の母国もアジア、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アフリカと広範囲にわたっています。

 一人ひとりの善意が集まって大きな力となり、地球の隅々まで届いていくことを願っています。

今後とも当基金の奨学金贈呈事業へのご理解とご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。

                     2004112

                      相模原市国際交流協会理事長                            相模原国際奨学基金理事長 
        

          バザーの現場から

感謝をこめて!

「アパートを壊す前に品物を見にきませんか」の電話。早速トラックで駆けつけ、残った品の中か宝物選び。「中古服でもいいかい」「クリーニングしてあれば」「うちはクリーニング屋だよ」こんなやり取りのあと、集まった物はダンボール箱2杯のハンガーと沢山の中古品。今回はショッパーの「募っています」欄に載ったので、反響が大きく、20件以上の電話がありました。そのつど収集車に出勤要請。台風の中の収集はさぞ大変だったと思います。バザー前日北公民館に品物が全部集まった時は壮観でした。一時は中古衣類、中古品に押し潰されそうになっていた現場も、思っても見なかった額の収益に疲れも吹っ飛び、また来年も頑張るぞ!

篭いっぱいの手作りクッキー持参で参加してくださった座間キャンプの御婦人たち、産地直送野菜を景気よく売ってくださった「青の会」等等、大勢の方々の善意と協力に支えられた楽しいバザーでした。ありがとうございました。






 国際奨学基金支援のための     2004年9月22日

       バザー のお知らせ

                        相模原市国際交流協会
                                       バザー実行委員長 小野田 真穂樹

      日時  10月24日  (日) 午前10時~完売するまで  

   場所  大野北公民館玄関前 (JR 淵野辺駅南口近く)   

    今年も「さがみはら国際交流フェスティバル2004」に参加して国際奨学基金支援
   のためのバザーを行います。品物をたくさん集めて、売ったり、買ったり、今年は
   会員
交流コーナーの充実も考えています。産地直送の果物や野菜もあります。
   早い者勝ち!

   皆さん楽しみにご参加下さい。 絶大なるご協力をよろしくお願い致します。


  協力の方法 
     ① 即売できる物品の提供 

         衣類、中古の衣類はクリーニング済みのもの、家庭用品、食器   
         タオル、シーツ、手芸品、民芸品など大歓迎、食料品(賞味期限
         にご注意) 古本、文房具、おもちゃ、など何でも売れそうなもの
            販売協力…24日(日) 朝9時頃 会場に集合
            仕分け・値付け作業に協力…前日(23日)13:00~16:00 
            北公民館会議室で行います。
            バザーで買物を…みんなでワイワイ楽しくやりましょう!

  品物の集め方
            直接持参の場合… 前日(23日)13:00~16:00 北公民館へ
            当日(24日)9:00  バザー会場へ
            電話・FAX・e-mailで下記までご連絡下さい。
        後日 品物を
頂きに伺います。(9月25日~10月20日まで)

     坂野  Tel・Fax 042-754-6626
         e-mail info@sia-jp.net

        

 相模原市国際交流協会(SIA)    Sagamihara International Association

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