DCユースオーケストラin相模原のプロジェクト無事終了。
たくさんの感動と、協業実感と、達成感を分かち合いながら終了しました。
ホストファミリーを引き受けてくださった皆様、ボランテイアで支援
いただいた皆様、コンサート会場に足を運んでくださった皆様、学校で、わかあゆ
で、さまざまな場面でご協力いただき、応援いただいた皆様、深く感謝します。
ありがとうございました。
SIA創立後最大のプロジェクトとなったDCユースin相模原プロジェクトの締めくくり
を感謝を込めて報告します。(文責:高嶋)
★ 成田の出会い
6月27日 午後3時過ぎ、成田着。一路わかあゆへ。来日メンバーは最終段階までDC
ユース側の都合で変更が相次ぎ、はらはらドキドキしながらの名簿作成でした。最終
的に
46名と指導者4名。計50名。しかし成田到着は49名。一人の団員のパスポ−トが切
れていて、結局次の日到着。こうしてわかあゆ4日、ホストファミリー泊6日の相模
原での活動が開始しました。
★歓迎会:ホストファミリーとの出会い
6月28日。市民会館で歓迎会開催。団員はバスで会場へ到着。会場前のホールで七
夕飾りづくり28日。
笹に七夕飾りを作ってつるすという初仕事をしてもらいました。
彼らの願いをこっそりのぞいてみました。
.
I wish to have a wonderful stay in Japan
.I would I like to see all the big cites in Japan.
I wish that I make a lasting connection with my homestay family.
I wish for a wondedful stay in Japan and a safe trip home to the United
States with lots of ,memories.
I wish for great success in life, relationships, spiritual carrier,
self-knowledge, and family relations.This is my wish.
I wish that I make a lot of friends in Japan.
などなど・・・。よい旅をして、よい出会いをして、つつがなくワシントンに帰りた
いと願う若者たちの姿がみえました。自分の将来への夢ももちろん混じっていまし
た。
歓迎会は、予想こ超えて、200名以上の大パーテイーとなりました。SIA会員はも
とより、大勢のボランテイアの皆さんの協力で会場がセットされ、沢山のご馳走が整
いました。ホストファミリーの多くは一家を上げて参加いただき、温かくにぎやかな
出会いのパーテイーでした。
ホストファミリーが出席できないゲストのためには、臨時の家族が構成されてまし
た。こち
らも楽しく温かくゲストを囲みます。不安そうだったゲストの顔は次第に和みまし
た。
会の終わりは、会員のYさんが手作した和紙人形と、同じく会員のOさんがボランテイ
アの皆さんと一緒に作ったフィルムケース人形(フィルムケースを使って和紙で作っ
た人形。中に「ようこそ相模原へ」のメッセージが入っていました)がゲストに手渡
されました。
沢山のご馳走、沢山の笑顔。滑らかに、時にはたどたどしいけれど言葉の壁を超えて
心を込めて交わす会
話。素晴らしい光景でした。このパーテイーのあと、団員の表情は本当に和みまし
た。歓迎会は大成功でし
た。かくしてDCユース大プロジェクトは本当の意味で幕を開けました。
写真@歓迎会
★わかあゆでのDCユース
異文化体験と交流とリハーサル
静かな自然に抱かれたわかあゆでの3日間は、旅の疲れを癒すに十分な環境でした。
快適な生活空間と、レストランを初めわかあゆの皆さんに温かい配慮をいただいて、
その後の過激なコンサートと交流プログラムにそなえてに、充電の時間となりまし
た。国際電話で、食事が美味しいと話してワシントンの親を安心させている場面にも
遭遇。
○異文化体験
茶の湯
DCユース側の希望で、体験学習にはテイーセレモニーを準備しました。会場は
古民家苑。優雅に和服を着こなしているボランテイア指導員の2人に迎えられて、お
辞儀作法、茶席での接待の作法等学んから体験。
正座は難しいものの、茶の心を学び取ろうと真剣で、作法指導者からおほめの言葉を
いただいた彼らです。
DCユースのメンバーは茶の湯に合わせて、楽焼体験、わかあゆ指導者のボランテア
指導で、バンブーフルート作りにも挑戦。さすが音楽家。すぐ音が出るとすぐに曲に
なる一場面もありました。
写真Aテイーセレモノー風景
写真B古民家苑前で指導者と記念撮影
○交流
6月30日夕刻 わかあゆで宿泊学習中の相原中学校1年生との交流をしました。
DCユースの演奏。相原中は日本武道(空手・柔道・剣道)の型、和太鼓演奏でお返
し。
そして折り紙講習交換会。
相原中の一年生はさわやかに、にこやかに年上のDCユースのメンバー達と交流。武道
の型も
鮮やかで、すばらしい交流会でした。DCユースのメンバーも、大きな身体を縮めて一
年生の輪に入り、一生懸命折り紙に挑戦します。心温まる交流でした。相原中学校
の一年生の皆さん、先生方、ありがとうございました。
○リハーサル
6月29日には上智大の管弦楽クラブ学生が加わって、本格的な練習開始。
食事の時間もシャワータイムもない厳しさで、リハーサルがくりかえされました。
館内どこにいるのか手ごたえなく散らばっている彼らは、リハーサルの時間になる
と、どこからともなく集合。指揮者金山氏の言葉と指先に神経を集中。いよいよ本番
目前の実感となりました。
○食事
46人中8名がベジタリアンにはびっくり。
レストランのご好意で、肉抜きカレー、ハム抜き・・・・と工夫していただきました
が、それでも牛丼の場合は、もうごはんに醤油と味噌汁の食事。豆腐バーガー、ポテ
トチップス、コー
ンフレーク、カップめん等々、予期せぬ対応にSIA担当は飛び回りました。ベジタリ
アンの中には、医学的課題以前の個人のポリシーで生き方としてベジタリアンを貫い
ている若者もいまし
た。こうした情報は事前にキャッチできず、だからといってファーストフード店もな
い場所でそのままというわけにもいかず、苦労しました。個人主義の国からの若もの
たちは、食の面でもこれだけ個別対応が必要であることにびっくり。まさに異文化で
した。ついでに驚いたことには、ベジタリアンの彼らの背丈の高さ。身体の大きさ!
!!
★コンサートは相模原滞在中延べ 11 回行われ、7000名を超える聴衆を集め
ました。
6月30日:わかあゆふれあいホール ( 相原中1年生他 約180名)
7月1日:市役所ロビーコンサート( 一般来庁者 150名)
7月1日:杜のホールコンサート
午後の部・・・近隣小学校(橋本・旭・二本松・宮上小学校6年生対象 入場者50
0名)
夕の部・・・市民対象コンサート(入場者430名)
7月2日: 夢の丘小学校体育館 (夢の丘小学校児童・保護者 740名)
相模大野高等学校 (高1・クラブ 370名)
7月3日:グリーンホールコンサート
午後の部・・金山氏出身小学校(鶴の台、谷口台全校児童・保護者対象 入場者16
20名)
夕刻の部・・市民対象コンサート(入場者1400名)
7月4日: 大野南中学校体育館 (生徒・保護者 908名)
:上鶴間中学校体育館 (生徒・保護者 550名)
7月6日
南市民ホールコンサート(県立弥栄高等学校琴クラブとのジョイントコンサート)
(市民入場者390)
写真B ホールコンサート午後の部 DCYOユニホームのTシャーツで演奏
写真C ホールコンサート夕の部 ブラックフォーマルで演奏
写真Dグリーンホール午後の部でホールに入場する小学生たち
○アンケートから
コンサートでは、聴衆はどのようにDCユースの音楽を聴き、SIAのプロジェクトを受
け止
めていただいたのか、アンケートをお願いしました。3会場で340枚の回答が寄せ
られました。そのいくつかを紹介すると・・・
♪多くのボランテイアの方々の動きを見て、相模原の底力を感じてうれしかった。
♪すばらしい企画です。
♪若い力・強い演奏に感激しました。
♪音楽で国境を超えることができて、よい交流ができた。
♪日米市民交流の意義にあったよい企画でした。またお願いします。
♪上智大の学生を交えての演奏は練習が大変だったと思います。日米交流という点で
もよかった。
♪同級生だった金山さんのご活躍に感動。日本の子供ももいい刺激を受けたことで
しょう。これからも応援します。
♪最近日本の若い人のクラシック離れが多い。日本でも小さい時から楽器に親しめる
機会があるので、完璧な演奏よりもっと気楽に楽しめる機会があるといい。
♪アンコールの「星条旗よ永遠なれ」は手拍子で参加。とっても楽しかったし感動し
た。最後の人の指揮もよかった。(曲の後半、指揮者金山さんの誘導で、指揮台に
たったSIAの八木理事長(杜のホール)、教育長雨宮氏(グリーンホール)がみごと
に指揮をされた。)
♪弥栄高校との交流コンサートは和と洋が一緒に聴けてよかった。日本の高校生は清
潔で礼儀正しく好ましく思えた。
DCの子供達はのびのび音楽を楽しんでいるようにみえた。
・・・・等々SIAのこの企画を高く評価していただく感想、一緒にコンサートを楽し
んでいただいた感想が多く寄せらたことはうれしいことでした。中には視聴者の視聴
マナーへのご意見(拍手のタイミング、座席内での飲食)も含まれていたり、また十
代の学生が一所懸命にDCYOの団員向けて書いた英文のメッセージもありました。指揮
者の金山さん経由でDCYOの団員に届けます。
★交流活動
DCユースは相模原市の小・中・高に訪問、コンサートと交流活動を展開しました。
7月1日 杜のホールコンサートへ鑑賞 橋本・旭・二本松・宮上小学校6年生
7月2日 夢の丘小学校:コンサート・全教室に入って交流・給食を体験しました。
県立相模大野高校: 授業体験、室内楽コンサート
7月3日 グリーンホールコンサート鑑賞 谷口台・鶴の台小学校 全校児童と保護
者
演奏のお礼に両校が元気のよい大合唱でお返しをしてくれました。
7月4日 大野南中学校(金山氏母校):生徒会主催DCユース演奏・大野南中ブラス
バンド演奏の交
流コンサート、教室での昼食交流。
上鶴間中学校:生徒会主催DCユース演奏・上鶴間中学校ブラスバンド演
奏の交流コンサート
どの学校も学期末の多忙のなかで受け入れの努力をしていただきました。日本の若
者たち、DCユースの若者たち双方の心に、国を超えて、音楽という共通の言語を媒体
にし
て、心を通わせることができる喜びを分かち合う機会を作っていただきました。各
学校のご配慮とご苦労に改めて感謝します。また学校では文化の違いでちょっと
した違和感を残した場面があったかもしれません。(スリッパの片付け等々)ご容赦
ください。これを機に、新
たな交流をスタートさせる学校もあるようです。人と人の心をつなぐことを目指すプ
ロジェクトが新たな交流の芽吹きにつながりますよう願っています。
★ホームステイ
団員46名、指導者3名のホストファミリーの受け入れには実に多くの皆さんの協力
をいただきました。
市教育委員会指導課経由で依頼した5中学校、大野南中学校、上鶴間中学校、谷口中
学校、新町中学校、相武台中学校のご協力。これと別に協力を申し出でくださっ相模
大野高等学校。さらには会員の依頼やホームページを読んで応募いただいた皆さんの
数は、最終的にはwaiting(待機)の方がでるというありがたい結果になりました。
DCユース側は初めての外国でのホームステイということで、派遣メンバーの最終決定
とそ
れに伴う個人情報の到着が遅くなったりして、直前までハラハラしました。ホスト
ファミイーには、ゲストとして誰がくるのか、
ほんとうにくるのかなど、ご心配をおかけすることになりました。しかし結果とし
て、ゲ
ストもホストも新鮮で温かく豊かな出会いの時間をもたれたようです。
それぞれに多忙な日常のなかで、精一杯のご協力をいただいたホストファミリーの皆
様に深
く深く感謝いたします。
また、すでにEメールで交信を始めた家族、ぜひワシントンに来てほしいと、期待が
広がっている
家族もあるようです。末永く豊かな交流につながることを願っています。
ホスト・ゲストの感想文を紹介しましょう。
○Sagamihara Homestay Refrection By G. C.
The Japanese homestay in Sagamihara was a wonderful experience.
It was very generous of Mrs T. to take me into her home despite her busy
schedule as co-coordinator of the Japanese Hostfamilies. A special thank
you goes to all of the volunteers who helped to make the Japanese homestay
a wonderful experrience for all of the DCYO students and staffs.
Mrs.T. introduced me to several Japanese foods. I would not have tried on
my own. Her husband and her two sons were very friendly and treated me with
great respect. We went out to dinner on several occasions and enjoyed many
Japanese foods. Mrs,T. prepared a simple breakfast of pancakes, eggs,
bacon,
and yogurt to make me feel at home in Japan. The yogurt is far superior to
that in the USA, it is as smooth and tasty as ice cream.
She invited me to dinner at her mom's house for a delicious Japanese meal
of SHABU SHABU and many other delicacies including cake and ice cream.
In addtion,the family took me on a tour around the city and to Kamakura. We
visited the Buddha Turugaoka Hachimangu Shrine.
It was A Great visit in Sagamihara.
○三人目の息子 Peter.くんのホストファミリイーママ、Y.S.さんから
最初にワシントンDCユースオーケストラ団員のホストファミリー募集のお知らせを見
た時、懐かしさがこみ上げてきました。今から約十年ほど前、主人が交換教員(川崎
市とボルチモア市の姉妹都市の関係で)として、ワシントンDCのすぐ隣のボルチモア
に暮らし、当時7歳と4歳の2人の子供たちが現地の人々にとてお世話にもなったか
らです。とりわけ、週末には、ワシントンにある美術館によく足を運んだものでし
た。そこで何とかお手伝いをしたいという気持ちが不安より勝り、お引き受けしまし
た。わが家の三人目の息子Peterは大柄ですが黒い目がよく動く、とっても愛嬌のあ
る
青年でした。我が家に来て二日目に、母から土産に「着物」を必ず買ってくるように
言われているからと心配そうに相談され、7月5日は浅草に出かけて何時間もかけて
希望通りの赤(朱)と金の入った着物を手に入れ、満足気でした。またホームステイ
最後の夜は、Peterのバイオリンのミニコンサートで、お返しに私はピアノ(彼の大
好
きなエリーゼのために)を弾き、主人はオーストラリアの楽器デジャリドーを、長男
はジャグリングを披露し思いで深い夜でした。大変というより、本当に楽しい一週間
でした。とっても素晴らしい交流のチャンスを与えられ、感謝しています。
○課題を乗り切って MichelleさんのホストファミリーママA.M.さんから
我が家のホストファミリーの経験は二回目となりました。初めての時より不安は少な
かったのですが、途中、ゲストを病院につれていくことになり、どうしてよいのか判
らず戸惑いました。(オーボエという重い楽器を演奏中支えきた腕が腱鞘炎のような
痛みではれ、ワシントンの保護者にも問い合わせのうえ、演奏活動がお休みの7月5
日、医者に連れて行くことになったのです。)幸い友人や掛かりつけのお医者様の助
けを頂いて、なんとか乗り切ることが出来、ほっとしました。一週間という短い間で
したが、子供たちにとっても、異国の人とコミュニケーションをとる楽しさを実感す
ることができてとても有意義だったと喜んでいます。関係者の皆様、大変お疲れさま
でした。
★こぼれ話・異文化
○お金と買い物のはなし
旅先での買い物は誰にとっても心踊るもの。
DCユースのメンバーたちも同様でした。ところで団員はほとんどが安全を考えて
チェックで持参です。それも日本へ行くのだからと円チェックで。これが一大事でし
た。円チェックならどこの銀行でもすぐ円に交換可能、「この観光大国日本」と胸を
はって銀行へ案内すると、ここもダメ、あそこもダメ。ようやく見つけた換金可能な
銀行も30分で5名だけという能率のわるさ。仕方なく町田まででかけ、トラベラー
ズサービスでようやく換金できました。「外国人の旅行者がお金を使いにくい環境を
整備している日本」の印象を強くした次第でした。旅行者のほうも旅行先の換金事情
を把握して来日する必要はあるものの、円チェックから円に換金出来ない事情はなん
でしょう・・。とにかくようやくお金を手にした時はSIAスタッフもDCの若者もクタ
クタ。それでも一万円を手にした彼らがまず聞いてくるのは、100円ショップ・9
8円ショップの存在。いずこにもいる買い物好きな若者の姿です。なかにはデパート
で抹茶と茶筅、扇子など体験茶席で学んだ日本文化を手に入れて思い出作りをするほ
ほえましい光景もありました。さらに数万円の着物を母親から頼まれて購入して帰る
団員も・・。3週間の旅で彼らのバッグはどれほどの大きさにふくらむのでしょう。
帰国の頃には楽器ケースの中の空間にパッキンとしてつめてきたものは全て捨てて、
土産で一杯にして帰路につくのでしょう。
○荷物とわすれもの
成田に到着したときから彼らのバッグの大きさは異常でした。なぜなら楽器があるか
らです。それに加えて演奏用の特別スーツも持参しています。さらに3週間の外国旅
行。多くの団員が始めての海外遠征公演。楽器がチェロやベースとなるともうお手上
げの大きさ。
そのためか忘れものの多いこと。成田到着早々、税関にブラックスーツのケースを忘
れた団員を皮切りに、風呂のあと、演奏会の楽屋、わかあゆの部屋、ロビー・・にあ
るわあるわ・・。ホストファミリーでいただいた土産をホストファミリイ−に忘れて
きた団員もいて・・・。しかしこの団の決まりで、忘れ物は一回声をかけて返事がな
いと捨てるとのこと。それが譜面台であれ、演奏用のステージ衣装であれ、靴であ
れ、楽器であれ、Tシャツなんてもちろんのこと。気づいた時困ったら、それは個人
の責任で解決するか、ステージに乗せてもらえないだけ。それでも忘れる彼ら!
団員に密着して面倒を見てきたSIAスタッフTさんはこっそり保管して聞いて廻りまし
た。なぜって、もったいなくて見ていられなくて・・。そうやって物質文明優先の国
から来たオーケストラ団員の母親代わりをしたSIAスタッフでもありました。異文化
なんていっていられません。地球的視野で身体が動くSIAでした。
★おわりに
SIAが指揮者金山さんの依頼を受け止めて、DCユースの演奏旅行支援を決めてから1年
半。しかし実際には短期決戦の半年プロジェクトでした。このプロジェクト推進の過
程で、多くの市民ボランテイアの皆さんと協業できたこと、市教育委員会関係・文化
財団関係はじめ市行政の理解と連携協力を頂いたプロジェクトに成長させることが出
来たこと、多くの相模原市の小中高校生に音楽を通した交流の場面を提供できたこ
と、SIA会員が協業の喜びを分かち合い、達成感を分かち合うことができ、また存在
を市民の皆さんに受け止めていただくことが出来たこと・・。等々沢山の財産を獲得
して終了することができたことは、大きな喜びでした。
7月9日、後援いただいていたアメリカ大使館からSIA理事、ホストファミリー(中学
3年生、高校3年生の家庭)、市関係者がご招待をうけ出かけました。そこでDCユース
の音をもう一度楽しみ、大使からの活動への謝意をいただいて、プロジェクトは全て
終了しました。多くの皆様のお力添えに厚く感謝申し上げます。また3回のホール公
演で35万円をこえる募金をDCユースの応援としていただきました。全額DCユースの今
後の活動に使っていただくために送ることを決定しました。
写真Eお別れ昼食 SIAのスタッフにお礼の花束
以上DCユースプロジェクトの報告です。
以下は、過去の情報です***********************
いよいよ 日米市民交流コンサート
「ワシントンDCユースオーケストラin相模原」の
入場整理券の配布がはじまりました!!(03.5.24)
主催:相模原市国際交流協会 共催:財団法人相模原市民文化財団
後援:相模原市、相模原市教育委員会、アメリカ大使館
■コンサート
@ 7月1日(火) 杜のホールはしもと 開場 18:00 開演 18:30〜
A 7月3日(木) グリーンホール 開場 18:00 開演 18:30〜
演奏曲目
・ ウオルトン作曲 「戴冠式」
・ ベートーベン作曲 「交響曲5番・運命」 他
■交流コンサート
B7月6日(日) 南市民ホール 開場13:00 開演 13:30〜
県立弥栄高等学校邦楽クラブ(琴)とのジョイントコンサート
*******************
■コンサート@A の入場整理券 (フリーチケット)は
杜のホールはしもと、グリーンホール、相模原市民会館にて
5月21日より一人2枚を限度にお渡します。
■交流コンサートB (南市民ホールでの弥栄高等学校とのジョイントコンサート)
の入場整理券ご希望の方については、下記専用メールへお問い合わせください。
南市民ホールで入手という情報を掲載しておりましたが、あやまりでした。
訂正してお詫びします。
お問い合わせ先
相模原市国際交流協会 DCユース専用メール dcy-info@sia-jp.net
以下はちょっと前(4月頃)の情報*******************
■メッセージ
世界の和平が軋み悲鳴を上げています。
国を超え、人種を超えて理解し合い心を結ぶことを目指す我がSIAの取り組みとして進めている「ワシントンDCユースオーケストラin相模原」です。一刻も早く戦争が終ることを祈りながら準備を進めています。
■
DCユースプロジェクトでボランテイア活動をしませんか!DCユースプロジェクトは市民の皆さんに、このプロジェクト推進のためのボランテイアを募集します。
ボランテイア募集内容は、生活支援、通訳支援、運搬支援、コンサート会場支援、パーテイー支援、団員保護者や指導者のホームステイ等です。
募集内容は別表のとおりです。
・皆さんからのご返事をお待ちしています。尚、ボランテイア募集の締め切りは四月下旬です。問い合わせはDCユース専用メールdcy-info@sia-jp.net
・ホストファミリーのお申し込みはdcy-stay@sia-jp.net へお寄せください。
日 時 | プロジェクト進行 | 募集内容 | |
6月28日(土) | わかあゆ体験学習・練習 | ||
歓迎会(市役所周辺) | ★ | ||
6月29日(日) | 練習・上智大との交流コンサート | ||
6月30日(月) | 練習、休息、相原中交流(夜) | ||
7月1日(火) | ロビーコンサート・市長表敬訪問 | ▼ | |
杜のホールコンサート | ♪ ◎ | ||
ホストファミリーとの対面 | ◎ | ||
7月2日(水) | 学校訪問・夢の丘小学校 | ★ | ▼ |
学校訪問・相模大野高校 | |||
7月3日(木) | グリーンホールコンサート | ♪ ◎ | ▼ |
7月4日(金) | 学校訪問・大野南中学校 | ▼ | |
学校訪問・上鶴間中学校 | |||
7月5日(土) | ホストファミリーとの交流日 | ▼ | |
ホストアミリーの都合が悪い場合 | ☆ | ||
7月6日(日) | 南市民ホール交流コンサート | ♪ | ▼ |
DCユース指導者.SIA会員ボランテイア交流会 | |||
7月7日(月) | 次の交流地へ |
☆生活支援:誘導等団員の円滑な活動のための支援
★通訳支援:体験学習、学校訪問、交流活動での通訳
◎運搬支援:楽器の運搬、ホストファミリーが対応できない場合の団員移動の支援
♪コンサート会場支援:受付、会場整理(多数)、ステージ整備
▼団員保護者、指導者のホストファミリー:6日間
■Wanted!
60人のホストファミリー探し!
保護者・指導者のホームステイに会員・市民の皆さんの協力を!
相模原公演のため相模原市にやってくる約60名の団員と指導者、保護者のホストファミリーさ探しが始まります。団員は市教育委員会に推薦いただいた市内の中学校五校(大野南、上鶴間、谷口、新町、東林)と、我が校にどうぞと声をあげてくれた相模大野高等学校を訪問して依頼しました。学校の年度始めの多忙さの中で、募集活動に取り組んでいただく学校に敬意を表します。ところで指導者、保護者は約10名のホストファミリーを会員及び市民の皆さんに募集します。ホストファミリーの活動の内容については、以下の資料を参考にしてください。
*************************
募集に関する Q and A
Q1 ゲストは誰なの? ・・・ワシントンDCユースオーケストラの引率指導者と保護者です。
Q2 ホストファミリーの期間は? ・・・7月1日(水)夜〜7月7日(火)朝、まで6泊。但し保護者の場合は長くて2〜3日です。
Q3 ホストファミリーになったら何をすればいいの? ・・・以下の内容です。
7月1日(火)20:30杜のホール(橋本)コンサート終了後、ゲストを案内して帰宅。
7月2日(水)〜9:00 ゲストは団員と一緒に高校か小学校へ訪問。グリーンホールへゲストを案内。
7月3日(木)〜10:00グリーンホールへゲストは自分で出かける。午後・夕二回のコンサート実施。
ホストファミリーの皆さんぜひお出かけください。
7月4日(金)〜8:30ゲストは一日自由行動
7月5日(土) ゲストは一日自由行動、またはホストと交流。
7月6日(日)〜10:00ゲストは自分で南市民ホールへ。弥栄高校邦楽(琴)クラブとジョイントコンサートの予定。ホストもお出かけください。
7月7日(月)〜9:00 ゲストは荷物を持ってグリーンホールへ集合。
次の交流校弥栄高校・横須賀市へ移動。
以上です。ホストの皆さんお世話になりました!
Q4 ホストファミリーが時間的な都合のつかないときはどうすればいいの?・・・
SIA(相模原市国際交流協会)のスタッフが手伝いますので、心配いりません。その旨申し出てください。
Q5 英語ができなくてはだめなの? ・・・いいえ。辞書片手にハートで交流してください。
ゲストへの手紙、ゲストからの手紙など翻訳ができない時は、SIAがお手伝いできます。お申し出ください。
Q6 客間がないとだめなの? ・・・いいえ。お子様の部屋を臨時に空けるなど、工夫していただければ結構です。
Q7 どんな食事をだせばいいの? ・・・毎日あなたの家庭で食べている食事で結構です。ゲストが食べられない日があったら、近くのファーストフードのお店を教えてやってください。自分で買って食べるでしょう。
Q8 緊急の場合はどうするの? ・・・ 緊急連絡先をお知らせします。連絡してください。対応します。
Q9 ホームステイ前にゲストの情報は手に入るの? ・・・もちろんです。アドレス、家族のこと、自身の趣味など個人情報をお知らせします。事前に手紙やメールで交流してお友達になっておいてください。
ホームステイが終わってからも。よいお友達になって、双方向の交流が続いたら素晴らしいですね!!
■指揮者からのメッセージ
今年2003年はペリー提督の来訪から150年の節目の年に当たります。その記念すべき年に、皆様相模原市国際交流協会の主催により、故郷相模原に私の教え子たちであるDCユースオーケストラのメンバーとともに訪れることになり、我々一同、大変光栄に思っております。
SIAの皆様はじめ、相模原市の皆様のお力添えにより、DCと相模原の子ども達のコンサートのみならず、ホームステイ、学校訪問等の交流活動を通じて、きっとかけがえのない、貴重な思い出作りをすることでしょうし、子供たちのみならず、相模原やその近隣の人々の心にも、国際交流の種をまくことができると思います。そのために協力しあって、この訪問を成功させましょう。
音楽は言葉の壁を越えて聴く人々の心に語りかけます。DCユースは「DCすべての子供たちに音楽を」を合言葉に、40年以上の間、申し込んでくるすべての子供たちに平等に音楽を学び楽しむ機会を与え続けてきました。今回も、異なる背景をもメンバー達が来日します。そんな子ども達が相模原の聴衆のために心を一つにして一生懸命演奏します。どうぞご期待ください。厳しい国際状況ではありますが、相模原での私たちの活躍が、日本とアメリカの文化の掛け橋となりますよう、がんばりたいと思います。
よろしくお願いいたします。
==================================
参考:・ワシントンDCユースオーケストラのサイトです http://www.dcyop.cpb.org/
・Washington Post Story Dated March 15, 2001: Orchestra
Teaches Youngsters the Joy of Music
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以下は過去の情報************************
■「DCユースオーケストラ」専用Eメールアドレス開設しました!! (03.2.24)
このプロジェクトに関するご質問、御意見、ご協力の申し出等お待ちしています。
メッセージ・・・・世界は今不穏な不協和音で満ちています。私たちの心に音楽を通して友好のハーモニーを響かせたい、平和の砦を築きたいと願ってこのプロジェクトを推進します。多くの皆さんと感動を共有できることを願っています。
Eメール専用アドレス
・プロジェクトについての問い合わせ dcy-info@sia-jp.net
・ホームステイについての問い合わせ dcy-stay@sia-jp.net
・フリーチケット(入場整理券)の問い合わせ dcy-ticket@sia-jp.net
■ごぞんじですか?
「ワシントンDCユースオーケストラin相模原」プロジェクトが動きだしました。プロジェクトの実施は2003年の初夏です。
DCユースオ−ケストラはワシントンDCに活動の拠点を置いて、主にマイノリテイーの青少年の中から優れた若い音楽家たちを育ててきた40年の歴史を持つオーケストラです。毎年海外へコンサートツアーに出かけ、演奏を通して世界の若い世代との相互理解と交流を深めています。ちなみに今年はアフリカに20日間の演奏旅行を行い大きな成果を上げました。
今そのオーケストラの指揮者に相模原市出身の青年(金山隆夫氏:谷口台・鶴の台小、大野南中、麻溝高校卒業)が迎えられて大きな成果をあげながら活動しています。(詳細は下記の「指揮者紹介参照」)そうした縁もあって、2003年の海外演奏ツアーとして相模原への訪問が決定しました。音楽を通して相模原市の青少年との相互理解と交流を図る絶好の機会になるはずです。
SIAは相模原市民文化財団との共催でコンサートを企画し、さらに相模原市および市教育委員会の後援、市商工会議所青年部の協力を得てプロジェクトの取り組みを進めます。
しかしなんと言っても会員の皆さん、市民の皆さん一人ひとりの理解とボランテイア活動に支えられてこその大プロジェクトです。ご協力をお願いします。
■事業内容のアウトライン
・来訪者
ワシントンDCユースオーケストラ 団員約55名(中・高校生)、指導者約5名、保護者約10名
・活動内容
交流コンサート 小・中学校での体験交流、市民との文化交流、ホームステイ、市内見学
■日程について
日程2003年6月27日(金)〜7月7日(月)
6月27日(金) | 成田着 | ヴィレッジわかあゆ泊 |
28日(土) | 休息とレク活動 | ヴィレッジわかあゆ泊 |
29日(日) | 市民オーケストラとの交流・歓迎会 | ヴィレッジわかあゆ泊 |
30日(月) | わかあゆ宿泊校相原中学校との交流 | ヴィレッジわかあゆ泊 |
7月 1日(火) | 杜のホールはしもとコンサート 昼の部 近隣小学校が鑑賞 旭・橋本・二本松・宮上小学校の児童 夕の部 市民・市内小・中・高・大の生徒 吹奏楽団体関係者等 相模原市役所ロビーコンサート |
ホームステイ |
2日(水) | 市立夢の丘小学校・県立相模大野高校の訪問交流 | ホームステイ |
3日(木) | グリーンホール相模大野コンサート 昼の部 谷口台小・鶴の台小の全校児童、保護者等 夕の部 市民・市内小・中・高・大の生徒、市内吹奏楽団体関係者等 |
ホームステイ |
4日(金) | 市立大野南中学校・上鶴間中学校の訪問交流 | ホームステイ |
5日(土) | ホストファミリーとの交流・市内見学 | ホームステイ |
6日(日) | 南市民ホール交流コンサート 日本の伝統音楽の演奏者がジョイント演奏 |
ホームステイ |
7日(月) | その後横須賀市公演の予定 |
更に、過去の情報**********************
「ワシントンDCユースオーケストラin相模原」
企画のアウトライン
1 はじめに
SIAは「ワシントンDCユースオーケストラin相模原」プロジェクトをスタートさせました。プロジェクトの実施は来年・2003年の初夏です。DCユースオ−ケストラはワシントンDCに活動の拠点を置いて、優れた若い音楽家たちを育ててきた40年の歴史を持つオーケストラです。毎年海外へコンサートツアーに出かけ、演奏を通して世界の若い世代との相互理解と交流を深めています。ちなみに今年はアフリカに20日間の演奏旅行を行い大きな成果を上げました。今そのオーケストラの指揮者に相模原市出身の青年(金山隆夫氏:麻溝高校卒業)が迎えられているという縁もあって、2003年の海外演奏ツアーとして相模原への訪問企画がスタートしました。音楽を通して相模原市の青少年との相互理解と交流を図る絶好の機会になるはずです。会員の皆さん、市民の皆さんの理解とボランテイアによる支援活動、相模原市の諸機関からの支援、民間からの支援に支えられて実施できる大プロジェクトです。ご協力をお願いします。
2 事業内容のアウトライン
(1) 来訪者 ワシントンDCユースオーケストラ 団員約50名、指導者約10名、
父母約10名
(2)活動内容 交流コンサート 小・中学校での体験交流、市民との文化交流、
ホームステイ、市内見学
(3) 日程 2003年6月27日(金)〜7月7日(月)
6月27日(金)成田着 ヴィレッジわかあゆ泊
28日(土)レク活動 ヴィレッジわかあゆ泊
29日(日)市民オーケストラとの交流・歓迎会 ヴィレッジわかあゆ泊
30日(月)わかあゆ宿泊校との交流 ヴィレッジわかあゆ泊
7月 1日(火)杜のホールはしもとコンサート
相模原市役所ロビーコンサート ホームステイ
2日(水)近隣校、施設での訪問交流 ホームステイ
3日(木)グリーンホール相模大野コンサート ホームステイ
4日(金)近隣校・施設での訪問交流 ホームステイ
5日(土)ホストファミリーとの交流・市内見学 ホームステイ
6日(日)南市民ホール交流コンサート ホームステイ
7日(月)相模原出発。次の予定地横須賀市へ
(4) 事業の運営と支援
主催:相模原国際交流協会
後援および協力:相模原市・市教育委員会・相模原市民文化財団 相模原商工会議所青年部
実施に向けてだんだん成長していく計画です。ご期待ください!!!
会員の皆さん、市民の皆さん「こんな協力ならできる」そんなお申し出もお待ちしています。
3 指揮者紹介
金山隆夫氏のプロフィール
相模原市に生まれ、谷口台小学校・鶴の台小学校・大野南中学校卒業。麻溝台高校経て1981年上智大学外国語学部英語学科入学と同時に指揮法を学び始め、小林研一郎氏に師事。当時より学内外に於いて数多くの演奏会を指揮する。同大学を卒業後1986年に渡米。セントルイス交響楽団で当時音楽監督であったレナード・スラットキン氏の下で3年間音楽とオーケストラ実務両面の研修を行う。1990年8月、カナダ、ケベック州ドメイン・フォルジェで行われた指揮者講習会に於いて最優秀指揮者賞を受賞。講習会の指導者であったオットー=ウエルナー・ミューラー氏の強い招きで米国フィラデルフィアのカーチイス音楽院指揮科に入学。同学院卒業後の1994年9月から、ジュリアード音楽院指揮科でブルーノ・ワルター記念財団より全額奨学金を得てさらに研鑽を積む。ジュリアード音楽院在学中の95年には同院室内管弦楽団と共に来日、神戸、大阪で演奏を指揮し、好評を得る。1996年には同院オーケストラと共に副指揮者として再来日した。
翌1997年からワシントン・ナショナル交響楽団の副指揮者に就任し、J・F・ケネデイーセンター、ウルフトラップなどで数々の演奏会で指揮し、ワシントン・ポスト誌に於いても高い演奏評を得ている。同時にワシントンD・Cに於いて音楽教育活動を活発に行い、全米高校選抜オーケストラ、ワシントンD・Cユースオーケストラ、メリーランド大学オーケストラを指揮、すべての演奏会を大成功に導いた。特にワシントンD・C・ユースオーケストラからは、初のレシデント・コンダクターとして指名された。同時に全米各地のオーケストラでも活発な客演活動を続けている。
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参考:・ワシントンDCユースオーケストラのサイトです http://www.dcyop.cpb.org/
・Washington Post Story Dated March 15, 2001: Orchestra
Teaches Youngsters the Joy of Music
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相模原市国際交流協会(SIA) Sagamihara International Association ![]() |